最終更新: 2026-08

メイホウ(MEIHO)は明邦化学工業株式会社の釣具ブランドで、タックルボックスの事実上の標準と言える存在です。バケットマウス(BM)シリーズやVERSUSのVSシリーズは、堤防でも船でも使われ、フタに座れる剛性とオプションによるカスタム性からランガン文化の土台になってきました。

このページでは、メイホウのボックス体系、サイズの選び方、価格帯の目安を整理します。ロッドやリールを含めた装備全体を揃えたい場合はシマノダイワのページも参考にしてください。

メイホウ(明邦化学工業)とは|プラスチック収納の専門メーカー

明邦化学工業は1947年創業、大阪市に本社を置くプラスチック製ボックス・ケースのメーカーです。釣具専業ではなく、工具箱やカー用品、救急箱、クラフトケースまで幅広い収納アイテムを企画・製造・販売しています。ブランドは釣り向けの「Fishing MEIHO」「Fishing VERSUS」と、一般向けの「General MEIHO」に分かれています。

釣具メーカーが企画したボックスではなく、樹脂成形の会社が本業の技術で作っているという出自が、そのまま製品の性格になっています。剛性や成形精度、フタの合いといった地味な部分の完成度が高く、結果として「踏んでも座っても大丈夫」という信頼につながっています。

さらにVSシリーズやバケットマウスは、ロッドスタンドやサイドポケットなどのオプションパーツを後付けできる拡張性が支持されている理由です。1つのボックスを軸に、自分の釣りに合わせて機能を足していけます。

主力シリーズの体系|BMとVSの違い

メイホウの釣り向けボックスは、大きくバケットマウス(BM)VS(VERSUS)ランガンシステムBOXに分かれます。BMは開口部が広く上フタが大きく開く構造で、リールやプライヤーなど大物も含めて放り込めるのが持ち味。VSは薄型〜中型が中心で、内部のケース収納やオプション装着を前提とした「システム」寄りの設計です。

型番の数字はおおむねサイズの目安になっており、BMなら5000→7000→9000と大きくなり、VSも7055N・7070N・7080N・7090N・7095Nと拡大していきます。まず必要な容量を決め、次に持ち運び方(手提げか、ショルダーか、船に据え置きか)で絞り込むのが実用的です。

メイホウ主要ボックスの早見表

モデル系統位置づけ実売目安
BM-5000 バケットマウスBMシリーズ最小クラス。ライトゲームや近場のランガン向け3,100円前後
BM-7000 バケットマウスBM定番の中核サイズ。オプション拡張の基準機3,700円前後
BM-9000 バケットマウスBM大型。船釣りや遠征で道具をまとめたい人向け5,000円前後
VS-7055NVS薄型のランガンシステムBOX3,700円前後
VS-7070NVSハンドルストッパー機能付き。ソロ釣行に扱いやすいサイズ3,900円前後
VS-7080N / VS-7090NVS中〜大型。ケースを重ねて収納できる容量3,400〜4,200円前後
VS-7095NVSVSの大型クラス5,700円前後
ハードマスター 500その他ハードケース系の収納2,700円前後
明邦(Meiho) BM-5000 バケットマウス ブラック

明邦(Meiho)

明邦(Meiho) BM-5000 バケットマウス ブラック

BM-5000 バケットマウス ブラック。バケットマウスの中では小さめで、ライトゲームや電車釣行など荷物を絞りたい場面に向くサイズです。

2,980円前後

メイホウ(MEIHO) VS-7070N VS-7070N

明邦(Meiho)

メイホウ(MEIHO) VS-7070N VS-7070N

VS-7070N。ハンドルストッパー機能を備えたランガンシステムBOXで、オプション装着時もバランスを崩しにくいのが特徴とされています。

3,871円前後

選び方|サイズ・座れるか・拡張性の3点

タックルボックス選びで失敗しやすいのは「大は小を兼ねる」で買ってしまうケースです。堤防を歩き回るランガンなら小型〜中型、船や車横付けなら大型というのが基本線。移動距離が長いほど、容量より重量とハンドルの持ちやすさが効いてきます。

2つ目の軸はイスとして使うかどうかです。メイホウのBM・VSはフタに座って使う人が多く、そのために天面の平坦さと剛性が重視されます。座る前提なら、天面に大きな凹凸のないモデルを選ぶと快適です。

3つ目が拡張性。ロッドスタンドやサイドポケットなどのオプションを後から足す前提なら、装着に対応した規格のモデル(BM・VSの主要機種)を選んでおくと後悔がありません。

使い方から選ぶ早見表

使い方推奨サイズ感候補
電車・徒歩でのライトゲーム小型BM-5000 / VS-7055N
堤防のランガン(車移動)中型BM-7000 / VS-7070N
船釣り・遠征で道具一式大型BM-9000 / VS-7090N / VS-7095N
イスとして使いたい中〜大型BM-7000以上 / VS-7080N以上

価格帯とどんな人に向くか

メイホウのボックスは実売3,000〜6,000円前後が中心で、釣具のカテゴリとしては手が届きやすい価格帯です。ルアーケース単体を何個も買うより、システムとして1つのボックスに集約したほうが結果的に安く収まることも多くあります。

向いているのは、道具が増えてきて整理に困っている人釣り場でイスが欲しい人、そして自分好みにカスタムしていきたい人です。逆に、荷物が少なくショルダーバッグ1つで完結する釣りなら、ボックスよりバッグ系のほうが機動力は上がります。

よくある質問

メイホウと明邦化学工業は同じですか?

同じです。明邦化学工業株式会社が展開する釣具向けブランドが「メイホウ(MEIHO)」で、VSシリーズは「VERSUS(バーサス)」の名称でも展開されています。

バケットマウスとVSシリーズはどちらを選べばいいですか?

開口部が広く大きめの道具も放り込みたいならバケットマウス(BM)、内部にケースを整理して収納しオプションで拡張していきたいならVSシリーズが目安です。どちらもオプション対応機種があるため、最終的にはサイズと持ち運び方で選びます。

メイホウのタックルボックスは座れますか?

フタに座って使う人が多いモデルです。ただし体重や使い方によっては負荷がかかるため、天面が平坦で剛性のある中型以上を選び、無理な力のかけ方は避けるのが無難です。

サイズはどう選べばいいですか?

移動手段が基準になります。電車や徒歩ならBM-5000やVS-7055Nのような小型、車で堤防に行きランガンするならBM-7000やVS-7070Nの中型、船や遠征で道具一式を持つならBM-9000やVS-7090N以上が目安です。

オプションパーツは後から追加できますか?

BM・VSの主要機種はロッドスタンドやサイドポケットなどのオプション装着に対応しており、後から機能を足していく使い方ができます。購入前に、狙っているオプションが対応する型番かどうかを確認してください。

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