最終更新: 2026-08

テイルウォーク(tailwalk)は、株式会社エイテックが2006年に立ち上げたルアー総合ブランドです。ブランド名は、掛かった魚が水面で尾を振ってもがく「テイルウォーク」に由来します。オフショアのジギング系から怪魚・ナマズといったニッチな領域まで、専用性の高いロッドを揃えているのが特徴です。

このページでは、テイルウォークの成り立ちと主力シリーズの体系、ロッド選びの軸、価格帯の目安を整理しました。リールを含めたタックル全体の比較はシマノダイワの解説もあわせて参照してください。

テイルウォーク(tailwalk)とは|エイテックのルアー総合ブランド

テイルウォークを展開する株式会社エイテックは1977年設立で、ルーツは1947年設立の池永テグス合資会社にさかのぼる、70年以上の歴史を持つ企業です。自社ブランドとしてtailwalkのほか、alphatackle、TRGR、Marfixを持ち、問屋事業も併せて手がけています。

tailwalk自体のスタートは2006年。ルアーフィッシングの総合ブランドとして、海・川・湖と幅広いフィールドの釣りをカバーしてきました。同社は「異端と独創」を理念に掲げており、大手が手薄になりがちなジャンルにも専用ロッドを投入する姿勢がラインナップに表れています。

自社ブランドは世界55カ国(2023年2月時点)に輸出されており、国内専用ブランドではなくグローバルに流通していることも押さえておくとよいでしょう。

主力シリーズの体系|オフショアとニッチの二本立て

テイルウォークのロッドは、オフショア系淡水・怪魚系の二つの方向で見ると分かりやすくなります。オフショア側の代表が、スロージギング専用のSLOW BUMP(スローバンプ)と、ライトジギング/スーパーライトジギング向けのL-JIGGYS(エルジギース)。どちらもジグの重さとフィールドの水深に合わせた番手展開になっています。

淡水・怪魚側の看板がNAMAZON(ナマゾン)シリーズです。ナマズや怪魚をターゲットにした強めのバットを持つロッドで、携行性を高めたNAMAZON MOBILLY(ナマゾン モバイリー)のようなモバイルモデルも用意されています。加えて、ロッドを運ぶためのセミハードロッドキャリーケースなど周辺アイテムも展開しています。

テイルウォークの主要シリーズ早見表

シリーズジャンル位置づけ実売目安
SLOW BUMP(スローバンプ)スロージギングスロー系ジギング専用。ジグを跳ねさせる調子32,000円前後
L-JIGGYS(エルジギース)ライトジギング/SLJ軽量ジグの近海ジギング。汎用性の高い入口23,000円前後
NAMAZON(ナマゾン) G Modelナマズ・怪魚強いバットで大型淡水魚に対応20,000〜22,000円前後
NAMAZON MOBILLY(モバイリー)ナマズ・怪魚(モバイル)多継の携行モデル。遠征や電車移動向け22,000円前後
SEMIHARD ROD CARRY CASEアクセサリーロッドの運搬・保護用セミハードケース7,000円前後
テイルウォーク (Tailwalk) スロージギングロッド SLOW BUMP (スローバンプ) SSD 633/FSL

テイルウォーク(tailwalk)

テイルウォーク (Tailwalk) スロージギングロッド SLOW BUMP (スローバンプ) SSD 633/FSL

SLOW BUMP SSD 633/F。スロージギング専用の設計で、ジグのフォールとジャークを軸に組み立てる釣りに向くモデルです。

32,184円前後

テイルウォーク (Tailwalk) ライトジギング/スーパーライトジギング(SLJ)ロッド L-JIGGYS (L-ジギーズ) SSD C630/FSL

テイルウォーク(tailwalk)

テイルウォーク (Tailwalk) ライトジギング/スーパーライトジギング(SLJ)ロッド L-JIGGYS (L-ジギーズ) SSD C630/FSL

L-JIGGYS。ライトジギング/SLJ向けのロッドで、近海の五目狙いから始めたい人が入口として選びやすい価格帯です。

23,618円前後

ロッドの選び方|ジグ重量・水深・継数

オフショアのロッドは、使うジグの重さ(適合ジグウェイト)が最優先の選定軸です。スーパーライトジギング(SLJ)なら60〜100g前後、ライトジギングなら100〜150g前後、水深のあるスロージギングでは200gを超える設定も出てきます。乗る船とエリアの標準的なジグ重量を先に確認してから番手を決めるのが確実です。

次が水深と潮の速さ。深場や速潮ではジグが重くなり、ロッドにも相応のバットパワーが要ります。逆に浅場の近海ならライトな番手のほうがアタリを取りやすく、一日振っても疲れません。

淡水・怪魚系では、魚のサイズに対する余裕継数(携行性)が軸になります。障害物周りで大型を止める釣りならワンピース〜2ピースの強いモデル、遠征や電車移動が前提ならモバイルモデルを選ぶという分岐です。

釣りのタイプ別の選び分け

釣り方目安のジグ重量候補シリーズ
スーパーライトジギング(SLJ)60〜100g前後L-JIGGYS
ライトジギング100〜150g前後L-JIGGYS
スロージギング(中〜深場)150g以上SLOW BUMP
ナマズ・怪魚-(ルアー重量で選ぶ)NAMAZON G Model
遠征・電車移動での怪魚狙い-NAMAZON MOBILLY

価格帯とどんな人に向くか

テイルウォークのロッドは実売2万円台〜3万円台が中心のレンジです。入門用の1万円クラスではなく、かといって大手のフラッグシップのような10万円級でもない、専用設計を手の届く価格で買うというポジションにあります。

向いているのは、釣りのジャンルが定まっていて専用ロッドが欲しい人です。スロージギングを本格的に始める、ナマズや怪魚を狙う、といった目的がはっきりしているほど選ぶ価値が出ます。逆に「1本で何でもやりたい」という段階なら、汎用シリーズを持つ総合メーカーのほうが選択肢は広くなります。

価格帯と選択の目安

実売目安候補こんな人に
7,000円前後セミハード ロッドキャリーケースロッドの運搬手段を整えたい人
2万円台L-JIGGYS / NAMAZONSLJや怪魚を専用ロッドで始めたい人
3万円台SLOW BUMPスロージギングを本格的にやり込む人

よくある質問

テイルウォークはどこの会社のブランドですか?

静岡に拠点を置く株式会社エイテックのブランドです。同社は1977年設立で、1947年設立の池永テグス合資会社をルーツに持ちます。tailwalkのほかalphatackle、TRGR、Marfixを展開しています。

テイルウォークというブランド名の由来は?

掛かった魚がフックから逃れようと水面で尾をバタつかせ、水の上を歩いているように見える動き「テイルウォーク」に由来します。ブランドのスタートは2006年です。

スロージギングにはどのロッドを選べばいいですか?

スロージギング専用設計のSLOW BUMP(スローバンプ)が候補になります。選ぶ際は、乗る船やエリアで標準的に使うジグの重さと水深を先に確認し、それに合った適合ジグウェイトの番手を選んでください。

SLJ(スーパーライトジギング)にはどれが向きますか?

ライトジギング/SLJ向けのL-JIGGYSが入口になります。60〜100g前後のジグを扱う近海の釣りが中心なら、この帯の番手から選ぶと汎用性が高く扱いやすいでしょう。

ナマゾン(NAMAZON)はどんなロッドですか?

ナマズや怪魚をターゲットにしたシリーズで、大型の淡水魚に対応する強めの設計が特徴です。多継で携行性を高めたNAMAZON MOBILLY(モバイリー)もあり、遠征や電車移動が多い人はそちらが選択肢になります。

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