概要

ダイワ 26スティーズ SV ライト TW100Hは、"Ultimate Light Versatile"を掲げるライトバーサタイル特化のベイトリールです。最大の特徴は32mm SVブーストスプールの超浅溝化で、24スティーズ SV TWの32mmスプールをさらに浅くすることで軽量ルアーのキャスト性能を引き上げました。自重160g・ギア比7.8・1回転78cm、ベアリング12/1という構成で、TW(Tウイングシステム)による糸抜けの良さと合わせて、5g前後の軽量ルアーから通常のバーサタイル域までを1台でカバーします。

ブランドDaiwa
標準自重(g)160 ,
巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転)78 ,
ギア比7.8
最大ドラグ力(kg)5 ,
標準巻糸量フロロ(lb-m)8-40~80_12-25~50 ,
ハンドルアーム長(mm)85mm
ベアリング(ボール/ローラー)12/1

詳しい解説

使いどころ・編集部の評価

編集部の評価としては、26スティーズ SV ライト TW100Hは『32mmスプールを超浅溝化して、ベイトで扱える下限を押し下げたライトバーサタイル機』という位置づけです。24スティーズ SV TWは32mm化でライト寄りになったものの軽量ルアーへの対応はもう一歩という評価があり、26はそこを狙って浅溝化で解決しにきた世代といえます。自重160gの軽さとTWの糸抜けの良さが合わさるため、小型プラグやライトリグをベイトタックルで一日投げ続ける釣りに向きます。逆に太糸を多く巻きたい釣り、ヘビーカバーやビッグベイトを扱う釣りでは、糸巻量とドラグ値の両面で役不足です。

メリット

  • 32mm SVブーストスプールの超浅溝化により、軽量ルアーのキャスト性能が前作から向上しています
  • 自重160gと軽く、一日キャストを繰り返すライトバーサタイルの釣りに向きます
  • ギア比7.8・1回転78cmで巻きモノと撃ちモノを1台で兼ねられます
  • ベアリング12/1の上位機構成で、TW(Tウイングシステム)による糸抜けの良さを備えます
  • オイルインジェクションキャップ搭載で、専用工具を使った注油によるメンテナンスがしやすくなりました

注意点・デメリット

  • 標準巻糸量がフロロ8lb-40〜80mと少なく、太糸を多く巻きたい釣りには向きません
  • 最大ドラグ5.0kgでヘビーカバーやビッグベイトのパワーゲームは想定外です
  • 浅溝スプールゆえに下巻きが必要になる場面があります

こんな人におすすめ:小型プラグやライトリグをベイトタックルで扱いたい人、軽量ルアーのキャストしやすさを最優先する人、自重160gの軽さで一日投げ続けたい人に向きます。

向かない人:ヘビーカバー撃ちやビッグベイトを扱う人、太糸を多く巻きたい人にはスティーズ A TWなどパワー系や大容量スプール機が向きます。

対象魚・釣り方

ブラックバスのライトバーサタイル運用が主戦場です。標準巻糸量はフロロ8lb-40〜80m/12lb-25〜50mと浅溝の少量設定で、軽量ルアーを気持ちよく飛ばすことに振り切った容量。小型プラグやシャッド、ライトテキサス、ネコリグ、スモラバのベイト運用、5〜10g前後の巻きモノまでが得意レンジです。太糸を大量に必要とするヘビーカバーやビッグベイトは想定外で、そちらはスティーズ A TWなどパワー系が該当します。

番手・スペックの選び方

TW100Hを選ぶ際の目安です。ギア比7.8・1回転78cmはハイギアながら極端に速すぎず、巻きモノと撃ちモノを兼ねるバーサタイル設定。自重160gはベイトリールとしてかなり軽い部類で、一日キャストを繰り返すライトバーサタイルの用途に噛み合います。ベアリング12/1は上位機らしい構成。最大ドラグ5kg、ハンドルアーム長85mm。糸巻量がフロロ8lb-40〜80mと少ないのは超浅溝スプールゆえで、これが軽量ルアーの初速の軽さにつながっています。より速い巻き取りを求めるなら、本シリーズで新たに追加されたギア比9.2のXXHが選択肢になります。

項目意味・選び方
ギア比7.8(ハイギア)1回転78cm。巻きモノと撃ちモノを兼ねるバーサタイル設定
自重160gベイトリールとして軽量。一日キャストを繰り返す釣りに向く
最大ドラグ力5.0kgライトバーサタイル域に必要十分。ヘビーカバー向けではない
スプール32mm SVブースト(超浅溝)24スティーズ SV TWの32mmをさらに浅溝化。軽量ルアー対応力を向上
標準巻糸量(フロロ)8lb-40〜80m / 12lb-25〜50m超浅溝ゆえの少量設定。軽量ルアーの初速を優先した容量
ベアリング数12/1(ボール/ローラー)上位機らしい構成。ハンドルアーム長85mm
メンテナンスオイルインジェクションキャップ付属の専用工具でキャップを外して注油できる

兄弟機・他モデルとの違い

24スティーズ SV TWからの変更点はスプールの超浅溝化です。歴代のスティーズ SV TWはスプール径34mmでしたが、24でスプール径が32mmに変更されライト寄りになりました。26スティーズ SV ライト TWはその32mmスプールをさらに超浅溝化することで、軽量ルアーへの対応力を一段引き上げています。加えてオイルインジェクションキャップが搭載され、専用工具でキャップを外して注油できるようになりメンテナンス性が向上しました。ギア比のラインナップも拡張され、本シリーズにはギア比9.2のXXHが用意されています。シリーズ内の役割分担としては、剛性とパワーを求めるならスティーズ A TW、汎用のバーサタイル域ならスティーズ SV TW、そして軽量ルアー寄りに振り切ったのが本機SV ライト TWという位置づけです。

編集部の注目ポイント

公開情報・スペックに基づく編集部の着眼点です。購入者によるレビューではありません。

  • 32mm SVブーストスプールを超浅溝化し、ベイトで扱える軽量ルアーの下限を押し下げた世代です。
  • 自重160g・ベアリング12/1と、上位機らしい軽さと構成を備えています。
  • オイルインジェクションキャップが新搭載され、専用工具での注油によるメンテナンスがしやすくなりました。
  • 標準巻糸量フロロ8lb-40〜80mという少量設定は、軽量ルアーの初速を優先した割り切りです。
  • シリーズではスティーズ A TWがパワー系、本機SV ライト TWが軽量ルアー寄りという役割分担になっています。

FAQ

26スティーズ SV ライト TWは24スティーズ SV TWと何が違いますか?

最大の違いはスプールです。24でスプール径が34mmから32mmになりライト寄りになりましたが、26はその32mmスプールをさらに超浅溝化し、軽量ルアーへの対応力を引き上げました。加えてオイルインジェクションキャップが搭載され、メンテナンス性も向上しています。

TW100Hの糸巻き量はどのくらいですか?

標準巻糸量はフロロ8lb-40〜80m、12lb-25〜50mです。超浅溝スプールのため少量設定で、軽量ルアーの初速の軽さを優先した容量になっています。太糸を多く巻きたい場合は別シリーズが向きます。

どのくらいの軽さのルアーまで扱えますか?

32mmスプールの超浅溝化により軽量ルアー対応力が向上しており、小型プラグやシャッド、ネコリグ、スモラバといったライトリグのベイト運用が主な守備範囲です。対応ルアーウェイトはロッド側の設定にも左右されるため、組み合わせるロッドと合わせて選んでください。

H(ハイギア)とXXHはどう選び分けますか?

本機100Hはギア比7.8・1回転78cmで、巻きモノと撃ちモノを兼ねるバーサタイル設定です。本シリーズにはギア比9.2のXXHも用意されており、より速い回収や手返しを優先するならXXHが選択肢になります。

オイルインジェクションキャップとは何ですか?

付属の専用工具を使ってキャップを取り外し、注油できる機構です。分解の手間をかけずにメンテナンスができるようになり、26スティーズ SV ライト TWで新たに搭載されました。