概要

ダイワ 26ジリオン TW 150XHLは、2026年9月発売のジリオン TW 150のうち、左ハンドルのエクストラハイギアです。ギア比8.4で、ハンドル1回転あたり94cmを巻き取ります。この数値はTW 150の6機種で最も速く、最大ドラグは5.5kgとH以下の6kgより少し控えめです。自重は215gで、φ36mm・幅24mmのG1ジュラルミン製スプールにPE3号を150m巻けます。フレームとサイドプレートはアルミ合金製で、海水での使用にも対応します。

ブランドDaiwa
標準自重(g)215 ,
巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転)94 ,
ギア比8.4
最大ドラグ力(kg)5.5 ,
標準巻糸量PE(号-m)2-230_3-150 ,
ハンドルアーム長(mm)95
ベアリング(ボール/ローラー)8/1

詳しい解説

使いどころ・編集部の評価

当サイトの見立てでは、26ジリオン TW 150XHLは『糸巻量の大きいスプールで、撃ちと回収の速さを取りにいく左巻き機』です。22 TW HDの1000XHとの差はギア比0.3と1回転8cmですが、φ36mmスプールでPE2号の糸巻量が約1.5倍になった点のほうが性格を大きく変えています。太い糸を長く巻いたうえで速く回収したい釣り、たとえばソルトのロックフィッシュやシーバスで根から魚を離す場面に合います。ただし、ドラグは22 TW HDより0.5kg弱く、自重は15g重いので、バスのカバー撃ちだけに使うならφ34mmの1000XHで足りる人も多いはずです。

メリット

  • ギア比8.4・1回転94cmはTW 150で最速で、22 TW HD 1000XHの86cmより8cm多く巻き取れます
  • φ36mmスプールでPE2号を230m巻け、22 TW HDの155mより糸巻量に余裕があります
  • 海水対応の設計で、クラッチは塩の噛み込みで固まりにくい絶縁構造(HYPER TOUGH CLUTCH)です
  • ドラグ引き出しクリックで、急に糸が出たことを音で知らせます
  • 左ハンドルに150L・150HL・150XHLの3ギアがあり、巻き取り速度を選べます

注意点・デメリット

  • 最大ドラグは5.5kgで、同じTW 150のH以下や22 TW HD 1000XHの6kgより低い値です
  • 自重215gは22 TW HD 1000XHより15g重く、軽量ルアーには不向きなMAG-Z BOOSTを採用しています

こんな人におすすめ:左ハンドルで、カバー撃ちやロックフィッシュのように打っては素早く回収する釣りを、太めの糸とソルト対応のリールで行いたい人に向きます。

向かない人:巻き抵抗の大きいルアーを一定速で引く釣りには150Lが、ドラグ力と軽さを優先するバス専用機を探しているなら22ジリオン TW HD 1000XHが合います。

対象魚・釣り方

1回転94cmの速さは、ルアーを打ち込んでは素早く回収する手返しの釣りに向きます。バスならカバー撃ちやテキサスリグ、ソルトなら媒体が挙げるシーバスやロックフィッシュで、根から魚を早く離したい場面が当てはまります。遠心力で効きが変わるMAG-Z BOOSTを積むため、得意なのは中・重量級ルアーで、軽いルアーは苦手です。糸巻量はフロロ20lbで100m、PE2号で230mです。ルアーの巻き抵抗が大きい釣りでは、ギア比6.3の150Lのほうが巻き疲れしにくい設定です。

番手・スペックの選び方

ギア比8.4・94cmは、同じ左ハンドルの150L(6.3・70cm)より1回転で24cm多く巻き取ります。最大ドラグ5.5kgはXH系だけの値で、ほかの4機種は6kgです。スプールはφ36mm・幅24mm、ブレーキはMAG-Z BOOSTで、キャスト後半の伸びを狙うLC-Conceptに基づいています。ドラグはATD、ラインの出口は太いPEの結束部を通しやすい新設計テーパーTWSです。ハンドルは95mmのAL製クランクで、ベアリングは8/1です。

項目値意味・選び方
ギア比8.4TW 150で最も高い
巻き取り長さ94cm/ハンドル1回転150Lは70cm、150HLは82cm
最大ドラグ力5.5kgXH系のみ。他機種は6kg
標準自重215g22 TW HD 1000XHは200g
スプール径/幅36mm/24mm22 TW HDは34mm/24mm
標準巻糸量 PE2号-230m/3号-150m公式の目安値
標準巻糸量 フロロ16lb-125m/20lb-100m公式の目安値
ハンドルアーム長95mm22 TW HD 1000XHは100mm
ベアリング8/1(ボール/ローラー)22 TW HD 1000XHは10/1

兄弟機・他モデルとの違い

エクストラハイギア同士で、現行の22ジリオン TW HD 1000XHと比べます。ギア比は8.1に対して8.4、1回転の巻き取りは86cmに対して94cmで、26のほうが速くなっています。スプールはφ34mmに対してφ36mmで、PE2号なら155mに対して230mまで巻けます。その分、自重は200gから215gへ15g重く、最大ドラグは6kgから5.5kg、ハンドルは100mmから95mm、ベアリングは10/1から8/1です。26世代の左ハンドルには、ほかに150L(6.3・70cm・6kg)と150HL(7.3・82cm・6kg)があり、右ハンドルの150XHは数値が同じです。

編集部の注目ポイント

公開情報・スペックに基づく編集部の着眼点です。購入者によるレビューではありません。

  • ギア比8.4・1回転94cmで、TW 150の6機種の中で最も巻き取りが速い左ハンドル機です。
  • 22 TW HD 1000XHと比べてスプール径が36mmと太く、PE2号を75m多く巻けます。
  • 最大ドラグはXH系だけ5.5kgで、同じTW 150のH以下より0.5kg低い設定です。
  • 海水対応のため、バス以外にシーバスやロックフィッシュの釣りにも持ち出せます。

FAQ

26ジリオン TW 150XHLのギア比と巻き取り長さは?

ギア比8.4で、ハンドル1回転あたり94cmを巻き取ります。左ハンドルの150Lは6.3・70cm、150HLは7.3・82cmで、150XHLが最も速い設定です。

なぜXHだけ最大ドラグが5.5kgなのですか?

公式スペックではXH系の最大ドラグが5.5kg、それ以外は6kgです。ギア比を上げると巻き上げの力が落ちるため、高速ギアは低めに設定されるのが一般的です。理由は公式に明記されていません。

22ジリオン TW HD 1000XHとどちらを選べばよいですか?

PE2号の糸巻量は1000XHが155m、150XHLが230mで、太い糸を長く巻くなら150XHLです。ドラグ6kg・自重200gの軽さと強さを取るなら1000XHが合います。巻き取りは150XHLが1回転94cm、1000XHが86cmです。

右ハンドルとの違いはありますか?

右ハンドルは150XHで、ギア比8.4・94cm・最大ドラグ5.5kg・自重215gと数値は共通です。違いはハンドルの位置だけです。

PEラインは使えますか?

使えます。公式の標準巻糸量はPE2号230m、3号150mです。レベルワインドは幅を広げたテーパー形状のTWSで、リーダーとの結び目が引っかかりにくくなっています。結束部はロッドのガイドより外に出すことが推奨されています。