概要

ダイワ 26ジリオン TW 150Hは、2026年9月に発売されたジリオン TW 150の右ハンドル・ハイギア仕様です。ギア比7.3・ハンドル1回転82cm・最大ドラグ6kg・自重215gで、6機種あるTW 150の中で中間の巻き取り速度にあたります。スプールはG1ジュラルミン製φ36mm・幅24mmのMAG-Z BOOSTスプールで、PE2号を230m巻ける容量があります。フレームからサイドプレートまでアルミ合金のフルアルミボディで、公式の使用環境はソルト対応です。

ブランドDaiwa
標準自重(g)215 ,
巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転)82 ,
ギア比7.3
最大ドラグ力(kg)6 ,
標準巻糸量PE(号-m)2-230_3-150 ,
ハンドルアーム長(mm)95
ベアリング(ボール/ローラー)8/1

詳しい解説

使いどころ・編集部の評価

編集部の評価としては、26ジリオン TW 150Hは『φ36mmスプールの糸巻量と、ギア比7.3の汎用性を一台にまとめた機種』という位置づけです。ジリオンの現行はφ34mmのSV TWとTW HDが中心でしたが、TW 150はスプール径を18年式1520と同じ36mmに戻し、PE3号を150m巻ける容量を持たせました。ギア比7.3はバスの巻き物と撃ち物の両方に寄せすぎない設定で、シーバスやロックフィッシュに持ち出しても回収が遅すぎない速さです。一方で、MAG-Z BOOSTは重めのルアーで本領を発揮するブレーキなので、軽量ルアー中心の人には向きません。1520から自重は軽くなりましたが、最大ドラグとベアリング数は下がっているため、数値だけを見て全面的な上位互換と考えないほうが正確です。

メリット

  • PE2号を230m、フロロ20lbを100m巻けるφ36mmスプールで、22 TW HDのφ34mmより糸巻量に余裕があります
  • ギア比7.3・1回転82cmは6機種の中間で、巻き物と撃ち物のどちらにも寄せすぎない設定です
  • フルアルミボディとHYPER TOUGH CLUTCHを備え、公式の使用環境がソルト対応です
  • 新設計テーパーTWSは糸案内部の幅を広げ、PEとリーダーの結束部を通しやすくしています
  • 18 TW HD 1520から自重が15g軽くなり、ドラグ引き出しクリックとパーフェクトダブルストッパーが加わりました

注意点・デメリット

  • MAG-Z BOOSTは中・重量級ルアーの遠投向けとされ、軽量ルアー中心の釣りには不向きです
  • 最大ドラグは18 TW HD 1520の7kgから6kgへ、ベアリングは12/1から8/1へ下がっています

こんな人におすすめ:太めのフロロやPEを使うバスのカバー周りの釣り、中〜大型ルアーを投げるシーバスやロックフィッシュに、ソルト対応のベイトリール1台で臨みたい人に向きます。

向かない人:軽いワームやベイトフィネスのルアーが中心ならφ34mmの21ジリオン SV TWが、手返しの速さを最優先するなら同じTW 150の150XHが合います。

対象魚・釣り方

公式と媒体が対象に挙げるのはバス、シーバス、ロックフィッシュです。フロロ16lbを125m、20lbを100m、PE3号を150m巻ける容量は、カバー周りで太いフロロを使うバス釣りや、中〜大型ルアーを投げるシーバスの釣りに足ります。ブレーキのMAG-Z BOOSTは遠心力で効きが変わる方式で、媒体は中・重量級ルアーの遠投向きで、軽量ルアーには不向きとしています。軽いワームやベイトフィネスのルアーが中心なら、φ34mmスプールの21ジリオン SV TWのほうが扱いやすい構成です。

番手・スペックの選び方

ギア比7.3・1回転82cmは、150(6.3・70cm)と150XH(8.4・94cm)の間に入る設定です。最大ドラグ6kgはノーマルギアの150と同じ値で、XHの5.5kgより0.5kg強くなります。スプール径36mm・幅24mmは、22ジリオン TW HDのφ34mmより径が2mm大きく、PE2号の糸巻量が155mから230mへ増えています。ハンドル長95mm・ベアリング8/1は6機種で共通です。ドラグは新世代のATD、レベルワインドは太糸PEとリーダーの結束部を通しやすくした新設計テーパーTWSを採用しています。

項目値意味・選び方
ギア比7.3150は6.3、150XHは8.4
巻き取り長さ82cm/ハンドル1回転6機種の中間
最大ドラグ力6kgXH系は5.5kg
標準自重215g6機種共通
スプール径/幅36mm/24mmG1ジュラルミン製MAG-Z BOOSTスプール
標準巻糸量 フロロ16lb-125m/20lb-100m公式の目安値
標準巻糸量 PE2号-230m/3号-150m22 TW HDの2号-155mより多い
ハンドルアーム長95mmAL製クランクハンドル
ベアリング8/1(ボール/ローラー)6機種共通

兄弟機・他モデルとの違い

同じφ36mmスプールを使った前の世代は18ジリオン TW HD 1520です。媒体の比較表では、自重が230gから215gへ15g軽くなり、スプール幅は27mmから24mmへ絞られました。最大ドラグは7kgから6kgに下がった一方、ブレーキはMAGFORCEからMAG-Z BOOST、ドラグはUTDからATD、レベルワインドは新設計テーパーTWSに変わり、ドラグ引き出しクリックが加わっています。ベアリングは12/1から8/1に減りました。同じ26世代の兄弟では、150(ギア比6.3・70cm・ドラグ6kg)が巻き抵抗の大きいルアー向け、150XH(8.4・94cm・ドラグ5.5kg)が手返し重視の高速仕様で、それぞれに左ハンドル(L)があります。

編集部の注目ポイント

公開情報・スペックに基づく編集部の着眼点です。購入者によるレビューではありません。

  • ジリオンでは18年式1520以来となるφ36mmスプールで、PE2号230m・フロロ20lb100mの糸巻量を持ちます。
  • ギア比7.3・1回転82cm・最大ドラグ6kgは、6機種あるTW 150の中間の設定です。
  • フルアルミボディ・ソルト対応で、対象はバスに加えてシーバスやロックフィッシュまで広がりました。
  • 1520比で自重は15g軽い一方、最大ドラグとベアリング数は下がっており、単純な上位互換ではありません。

FAQ

26ジリオン TW 150Hの糸巻量はどのくらいですか?

公式の標準巻糸量はフロロ16lbが125m、20lbが100m、PE2号が230m、3号が150mです。スプールはφ36mm・幅24mmで、22ジリオン TW HDのPE2号155mより多く巻けます。

150、150H、150XHはどう選べばよいですか?

150はギア比6.3・1回転70cm、150Hは7.3・82cm、150XHは8.4・94cmです。最大ドラグは150と150Hが6kg、XHは5.5kgです。巻き抵抗の大きいルアーには150、汎用なら150H、手返し重視なら150XHが目安です。

18ジリオン TW HD 1520から何が変わりましたか?

自重は230gから215g、スプール幅は27mmから24mmになりました。ブレーキはMAG-Z BOOST、ドラグはATD、レベルワインドは新設計テーパーTWSに変わり、ドラグ引き出しクリックが付きました。最大ドラグは7kgから6kgに下がっています。

海で使えますか?

公式の使用環境はソルト対応です。フルアルミボディと、塩噛みによる固着を抑えるHYPER TOUGH CLUTCHを備え、媒体はシーバスやロックフィッシュも対象に挙げています。使用後の水洗いなど通常の手入れは必要です。

左ハンドルはありますか?

あります。左ハンドルは150HLで、ギア比7.3・1回転82cm・最大ドラグ6kg・自重215gと、数値は150Hと同じです。