使いどころ・編集部の評価
編集部の位置づけとしては、26ヴァンキッシュCE C2000Sは「軽さをそのまま保ちつつ、巻きだけ遅くした番手」です。ライトゲームでは巻きの速いハイギアが選ばれがちですが、メバルのプラッギングや、アジのレンジを丁寧に刻む釣りでは1回転69cmという設定が効きます。C2000SHGと自重も糸巻量も同じなので、どちらを選んでも軽さと感度は同等。自分の釣りがゆっくり巻く釣りかテンポの釣りかで選べばよい、判断しやすい関係です。
メリット
- 自重145gの軽さをC2000SHGと同等に保ったまま巻きの速さだけ落とした構成です
- ギア比5.1・1回転69cmでプラグのデッドスローや丁寧なレンジ刻みに向きます
- ハンドル長40mmで回転が速く軽い操作になります
- PE0.6号150m・フロロ3lb110mでライトソルト全般に対応します
- C2000SHGと自重・糸巻量が同一なのでギア比だけで選び分けられます
注意点・デメリット
- 1回転69cmは巻き取りが遅く、糸ふけを素早く取りたい釣りには不向きです
- PE0.8号110mは2500番(150m)より少なく、エギングで糸巻量が要る釣りには不足します
- 最大ドラグ3kgはライトゲーム向けの設定で、大型を想定する釣りには足りません
こんな人におすすめ:メバルのプラッギングのようにルアーを一定速度でゆっくり流す釣り、狙ったレンジを丁寧に刻む釣りを主体にする人。軽さは妥協せず巻きの速さを抑えたい人に向きます。
向かない人:テンポよく探りたい、シャクリの糸ふけを素早く取りたい人にはC2000SHGが、エギングで糸巻量が要る人には2500SHGが向きます。
対象魚・釣り方
メバル、アジ、カサゴやソイなどの根魚、そして小型のメッキやカマスが主戦場です。PE0.6号150m・0.8号110m・1号80m、フロロ3lb110m・4lb85mという糸巻量はライトソルト全般に足ります。特にメバルのプラッギングのように、フローティングミノーやシンキングペンシルを一定速度でゆっくり流す釣りとの相性がよい番手。最大ドラグ3kg(実用2kg)は細糸のライトゲームに合わせた設定です。
番手・スペックの選び方
この番手を選ぶ判断はギア比一点に集約されます。ギア比5.1で1回転69cm。同じボディのC2000SHGはギア比6.0で1回転81cmなので、ハンドル1回転あたり12cmの差があります。数字にすると小さく見えますが、同じテンポでハンドルを回したときのルアーの速度が約15%違うため、デッドスローを保ちたい釣りでは明確な差になります。ハンドル長も40mm(C2000SHGは45mm)と短く、回転が速く軽い操作になる設定です。1回転あたりの巻取量が小さいほうがレンジを刻みやすいという考え方もあるため、狙ったタナを丁寧に通す釣りではこの構成が有利に働きます。逆に糸ふけを素早く取りたい、テンポよく広く探りたいならC2000SHGを選んでください。糸巻量が要るならさらに上の2500番(自重165g・PE0.8号150m)が候補です。
| 項目 | 値 | 意味・選び方 |
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| ギア比 | 5.1(ノーマルギア) | 1回転69cm。C2000SHG(81cm)より12cm少なく、デッドスローを保ちやすい |
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| 自重 | 145g | C2000SHGと同一。軽さを保ったまま巻きの速さだけ落とした構成 |
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| 最大ドラグ力 | 3.0kg(実用2.0kg) | 細糸のライトゲームに合わせた設定 |
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| 糸巻量(PE) | 0.6号150m / 0.8号110m / 1号80m | C2000SHGと同一。ライトソルト全般に足る容量 |
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| 糸巻量(フロロ/ナイロン) | フロロ3lb110m・4lb85m・5lb65m / ナイロン3lb125m・4lb100m・5lb75m | フロロ直結のアジングにも対応 |
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| スプール径/ストローク | 43mm / 13.5mm | C2000SHGと同一。ライトゲームの細糸を無駄なく巻ける寸法 |
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| ハンドル長 | 40mm | C2000SHGの45mmより短く、回転が速く軽い操作になる |
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| ベアリング数 | 11/1(BB/ローラー) | ヴァンキッシュ系として十分な構成 |
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兄弟機・他モデルとの違い
C2000SHGとの関係がこの番手の理解の中心です。自重145g、スプール径43mm/ストローク13.5mm、PE0.6号150m・0.8号110m・1号80mという糸巻量——ここまでがすべて同一で、違うのはギア比(5.1対6.0)とハンドル長(40mm対45mm)だけ。結果として1回転の巻取量が69cm対81cmになります。つまりこの2機種は優劣ではなく、巻きの速さの選択です。メバルのプラッギングのようにルアーを一定速度でゆっくり流す釣り、狙ったレンジを丁寧に刻む釣りなら本機。アジングでテンポよく探る、シャクリの糸ふけを素早く取るならC2000SHG。どちらも軽さは同じ145gなので、感度やロッドとのバランスで差は出ません。2500SHGは自重165g・PE0.8号150m・1回転86cm・ハンドル55mmで、20g重い代わりに糸巻量と巻取量で上回ります。エギングやライトショアジギングまで視野に入れるならこちらです。系統としては、ヴァンキッシュは同帯のツインパワーに対して軽さで振った設計で、145gという自重は最上位ステラの同クラス170g前後より軽い水準にあります。