ヴァンキッシュとは

ヴァンキッシュは2012年に始まった、シマノの軽量志向のスピニングです。ステラの下、ツインパワーの一段上に置かれ、上位帯の中でははっきり自重を削る方向に振られています。前後のグレードとの関係は序列ページで確認できます。

考え方の中心は、ローターを軽くして回り出しと止まりの慣性を減らすことです。初代から続くマグナムライトローターがその象徴で、23ヴァンキッシュのC2000SHGは自重145g、最小の1000SSSPGは140gに収まります。手元が軽いほどルアーの抵抗の変化や底の感触を拾いやすい、という組み立てです。

向くのは、一日中キャストを繰り返すアジングやエリアトラウト、細かい変化を追うシーバスやバスの釣りをする人です。同じ番手で数十g違えば、腕への負担も、ロッドと合わせたときの重心の位置も変わります。反対に、青物や磯の大物のように一方的に引かれる相手を止める使い方や、船縁にぶつけやすい環境での常用なら、剛性側に振ったシリーズのほうが安心して使えます。

ヴァンキッシュの歴代モデル(世代比較)

ヴァンキッシュは2012年に低慣性のマグナムライトローターで登場した、軽量番手に振ったシリーズです。新品で選ぶなら通年ラインの23ヴァンキッシュが基準で、26ヴァンキッシュCEは2026年限定の別仕様です。19以前は生産終了のため、流通在庫や中古が下がったときの選択肢になります。

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年式モデル主な変更点状態
202626ヴァンキッシュCE2026年限定のコンペティションエディション。ハンドル軸部の防水シールを省き回転の軽さに振った構成。現行
202323ヴァンキッシュインフィニティループ、インフィニティクロス、インフィニティドライブを搭載。1000番は専用ローター。現行
201919ヴァンキッシュ防水をコアプロテクトからX-PROTECTへ変更。マイクロモジュールギアIIを採用し軽量化した世代。生産終了
201717ヴァンキッシュFWチューン(派生)16をベースにした淡水向けの派生。左右非対称の新設計ローターを採用した1000番中心の構成。生産終了
201616ヴァンキッシュマグナムライトローターを刷新し、マイクロモジュールギアを初搭載した世代。生産終了
201212ヴァンキッシュ初代。CI4+製のマグナムライトローターで、低慣性による巻き出しの軽さを打ち出しました。生産終了

26ヴァンキッシュCEは限定生産の特別仕様で、23ヴァンキッシュの後継ではありません。両者は併売され、ハンドル軸部の防水の考え方が異なります。

ヴァンキッシュの新型・モデルチェンジ情報

通年で買える現行は2023年発売の23ヴァンキッシュです。19ヴァンキッシュとの違いは、インフィニティループとインフィニティクロス、インフィニティドライブが入ったことと、1000番に専用ローターを与えたことです。番手は15種類が用意されています。

2026年2月に出た26ヴァンキッシュCEは、2026年限定のコンペティションエディションです。23をベースに、ハンドル軸部の防水シールを省き、一部のベアリングをグリスからオイルへ替えて回転の抵抗を下げた別仕様で、23の後継ではありません。両者は併売されています。

23ヴァンキッシュの次世代は、2026年9月時点で公式アナウンスがありません。

スペック比較表10モデル

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モデル実売目安ギア比最大ドラグ力(kg)最大巻上長(cm/ハンドル1回転)ハンドル長さ(mm)自重(g)径/ストローク(mm)実用ドラグ力(Kg)最大ドラグ力(Kg)糸巻量
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ヴァンキッシュ 1000SSSPG48,407円〜4.63583514040/13.5---
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ヴァンキッシュ C2000SHG47,154円〜63814514543/13.5---
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 26ヴァンキッシュCE C2000S61,481円〜5.1---14543/13.523ナイロン(lb-m) 3-125、4-100、5-75
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 26ヴァンキッシュCE C2000SHG57,647円〜6---14543/13.523ナイロン(lb-m) 3-125、4-100、5-75
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ヴァンキッシュ 2500S49,069円〜5.14755016547/17---
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 26ヴァンキッシュCE 2500SHG59,934円〜5.8---16547/172.54ナイロン(lb-m) 5-110、6-95、8-70
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ヴァンキッシュ C3000SDH49,776円〜5.19754517547/17---
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ヴァンキッシュ C3000MHG49,717円〜5.89865517047/17---
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ヴァンキッシュ 3000MHG49,685円〜5.79845518547/17---
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ヴァンキッシュ 4000MHG49,782円〜5.711935520552/19---

釣り方別のおすすめ番手

23ヴァンキッシュと26ヴァンキッシュCEの登録10モデルを、番手の一般則と実スペックで並べた目安です。自重を優先するシリーズなので、必要なドラグ力から下限を決めると選びやすくなります。

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釣り方番手の目安理由
アジング・エリアトラウト1000SSSPG自重140g・ギア比4.6で1回転58cm。軽量リグを遅く見せる釣りに向きます。
メバリング・ライトゲーム全般C2000SHG自重145g・ギア比6.0で1回転81cm。糸ふけを素早く処理できる汎用番手です。
バス・トラウトの丁寧な巻きC2000S(CE)自重145g・ギア比5.1で1回転69cm。低速を保って巻きたい場面向けです。
エギング2500S / 2500SHGどちらも自重165g。浅溝でPE0.6号クラスを扱え、糸ふけの回収もこなせます。
管理釣り場・等速巻きC3000SDHダブルハンドル仕様でベアリング13/1。速度を一定に保ちやすい構成です。
シーバスC3000MHG / 3000MHG最大ドラグはどちらも9kg。自重はC3000MHGが170g、3000MHGが185gです。
サーフ・小型青物4000MHG自重205g・最大ドラグ11kg・1回転93cm。遠投と寄せの両方に対応します。

CEは2026年限定の仕様です。番手が同じなら主要スペックは近いので、入手できるほうを選んで差し支えありません。

ヴァンキッシュの選び方

ヴァンキッシュを選ぶ軸は番手と自重です。1000SSSPG(自重140g・ギア比4.6・PE0.3号120m)が最も軽く、アジングやエリアトラウトの繊細な釣り向け。C2000SHG(自重145g・ギア比6)はライトゲームの汎用、2500S(自重165g)やC3000MHG(自重170g・最大ドラグ9kg)はエギングやシーバス、4000MHG(自重205g・最大ドラグ11kg)はサーフや小型青物までを受け持ちます。

ギア比で釣り方に合わせます。1000SSSPGはギア比4.6(1回転58cm)と低速寄りで、軽いリグをゆっくり見せる釣り向け。C2000SHGはギア比6(1回転81cm)で手返し重視。C3000SDHはギア比5.1のダブルハンドル仕様(ベアリング13/1)で、等速巻きの安定性を優先する釣りに向きます。

2026年追加のヴァンキッシュCEも選択肢に入ります。C2000SHGは自重145gと23モデルと同等、2500SHGは自重165g・PE0.6号200mで、23モデルのラインナップを補完する構成です。番手と自重が同等なら、入手性と好みで選んで構いません。

各モデルの詳細と価格

グレードを変えるなら

ランク一覧でヴァンキッシュがどの帯にあるかを見る

よくある質問

ヴァンキッシュとステラはどう違いますか?

ステラが最上位で、ヴァンキッシュはその下・ツインパワーの一段上に位置します。上位帯の中でヴァンキッシュは軽さに振った性格で、C2000SHGは自重145gとステラの同番手(170g)より軽く仕上がっています。

ヴァンキッシュとツインパワーはどちらを選ぶべきですか?

隣り合うグレードで性格が違います。ヴァンキッシュは軽さ重視で、一日中キャストを繰り返すライトゲームやシーバスに向きます。ツインパワーは剛性寄りで、高負荷のかかる釣りに向きます。狙う釣りの負荷で選び分けます。

最も軽い番手はどれですか?

1000SSSPGが自重140gで最軽量です。ギア比4.6(1回転58cm)・PE0.3号120mで、アジングやエリアトラウトなど軽量リグをゆっくり見せる釣りに向きます。

26ヴァンキッシュCEは23モデルと何が違いますか?

番手と主要スペックは近い構成です。CEのC2000SHGは自重145g・ギア比6、2500SHGは自重165g・PE0.6号200mで、23モデルのラインナップを補完しています。番手が同等なら入手性と好みで選んで構いません。

シーバスに使うならどの番手ですか?

C3000MHG(自重170g・最大ドラグ9kg・PE1号190m)が基準です。サーフや小型青物まで見据えるなら4000MHG(自重205g・最大ドラグ11kg・PE1.2号250m)へ上げると余裕が出ます。

ヴァンキッシュの歴代モデルの違いは?

2012年の初代から16、19、23と世代を重ねてきました。16でマイクロモジュールギア、19で防水のX-PROTECT、23でインフィニティループやインフィニティクロスと、軽さを保ったまま駆動と耐久が更新されてきた流れです。2026年限定の26CEは23をベースにした別仕様です。

23ヴァンキッシュと26ヴァンキッシュCEはどちらを買うべきですか?

通年で入手でき番手も広い23ヴァンキッシュが標準的な選択です。26CEは限定生産で、ハンドル軸部の防水シールを省いて回転の軽さを優先した構成のため、番手が合い、軽い巻き心地を最優先する場合の選択肢になります。

ヴァンキッシュとはどんなリールですか?

シマノの軽量志向のスピニングで、2012年に低慣性のマグナムライトローターとともに登場しました。ステラの下、ツインパワーの一段上にあり、上位帯の中では自重を削る方向に振られています。

ヴァンキッシュの重さはどのくらいですか?

登録モデルでは1000SSSPGが140g、C2000系が145g、2500系が165g、C3000MHGが170g、C3000SDHが175g、3000MHGが185g、4000MHGが205gです。

糸巻き量はどう確認すればよいですか?

スプールに記されたPEとナイロンの号数・長さを見ます。C2000SHGはナイロン4lb100m、2500SHGは5lb110mが基準で、浅溝のSは同じボディでも巻ける量が少なくなります。

ヴァンキッシュの価格帯はどのくらいですか?

ステラより下、ツインパワーと近い帯です。26CEは限定生産のため流通量が少なく、値動きが読みにくい点に注意してください。実売価格は流通状況で変わるので、最新の値は各商品ページでご覧ください。

アジングにはどの番手を選べばよいですか?

1000SSSPGかC2000SHGです。1000SSSPGはギア比4.6でゆっくり見せる釣り、C2000SHGはギア比6.0で糸ふけを早く取りたい釣りに向きます。自重はそれぞれ140gと145gです。

ヴァンキッシュはエギングにも使えますか?

使えます。2500Sや2500SHGが自重165gで、PE0.6号クラスを扱える帯です。長時間シャクる釣りなので、軽さを取るならこのシリーズ、負荷を優先するなら剛性寄りのシリーズという選び分けになります。

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