概要

シマノ 26トラウトライズ S60SULは、シマノのエリアトラウト入門ロッド「トラウトライズ」が2026年にフルモデルチェンジした新型の、6フィートのSUL(スーパーウルトラライト)モデルです。全長1.83m・自重83g・ルアーウェイト0.6〜6gで、公式は軽量スプーンも小型プラグも扱いやすいエリアトラウトのオールラウンドモデルと位置づけています。新型では全機種に上位機種でも採用されるKガイドを搭載し、キャスト時の糸絡みを抑える方向に作り直されました。継数は2本の逆並継で、仕舞寸法93.9cmです。

ブランドシマノ(SHIMANO)
全長6フィート (1.83m)
継ぎ方式逆並継
継数(本)2
仕舞寸法(cm)93.9
自重(g)83
先径(mm)1.4
対応ルアーウェイト(g)0.6~6
適合ラインナイロン(lb) 1.5~4、PE(号) 0.2~0.6
グリップタイプストレート
リールシート位置(mm)177 ※ダウンロック
カーボン含有率(%)81.0

詳しい解説

使いどころ・編集部の評価

編集部の評価としては、26トラウトライズ S60SULは『エリアトラウトを始める人が、ルアーの種類を選ばずに最初の1本として持てる基準機』という位置づけです。0.6〜6gという幅は、スプーンの巻きの釣りから小型プラグまで一通り試せる範囲で、釣り方が固まる前の段階に合っています。入門者がつまずきやすいのはキャスト時の糸絡みですが、新型は全機種がKガイドになり、この点に正面から手を入れています。一方で、数値上は19年モデルより6g重く、軽さや感度を突き詰めた上位機とは狙いが違います。軽量スプーン中心で食いの渋い場面を重視するならS60XUL、大型魚の多い釣り場やネイティブにも使うならS60ULという分け方が、シリーズ内の選び方の基本です。

メリット

  • ルアーウェイト0.6〜6gで、軽量スプーンから小型プラグまで1本で試せるオールラウンド設定です
  • 全機種にKガイドを搭載し、入門者が困りやすいキャスト時の糸絡みを抑える構成です
  • ロッドアクションをしなやかさ重視に一新し、軽いルアーの投げやすさと魚とのやり取りの扱いやすさを狙っています
  • 仕舞寸法93.9cmの2ピースで、車への積み込みや持ち運びがしやすい長さです
  • S60XUL・S60UL・S63SULと番手が揃い、釣り方が決まった後の買い足しもシリーズ内で選べます

注意点・デメリット

  • 媒体掲載の19年モデル表(77g)と比べて自重は83gと重く、数値上の軽さは旧型が上です
  • カーボン含有率81%の入門機で、軽さや感度を突き詰めた上位のエリア専用ロッドとは狙いが異なります
  • 公式表のラインはナイロンとPEのみで、フロロカーボンの適合値は記載されていません

こんな人におすすめ:これからエリアトラウトを始める人、スプーンもプラグも1本で一通り試したい人、キャスト時の糸絡みを減らして釣りに集中したい人に向きます。

向かない人:軽さと感度を最優先する人や、マイクロスプーン中心で渋い状況を詰めたい人には、上位のエリア専用ロッドやシリーズ内のS60XULが合います。大型魚の多い釣り場が主ならS60ULが候補です。

対象魚・釣り方

対象は管理釣り場(エリア)のニジマスを中心としたトラウトです。ルアーウェイト0.6〜6gは、エリアで多用する1〜3g前後のスプーンから、小型のクランクベイト、ミノー、ボトム系のプラグまでを1本でカバーする範囲です。シマノ公式はシリーズを、エリアトラウトを始める人や家族連れがつまずきやすいトラブルを減らす入門機として説明しています。同じ6フィートのS60XULは0.5〜4gの軽量スプーン寄り、S60ULは1〜8gで大型魚やネイティブトラウトにも対応するパワーモデルで、S60SULはその中間にあたります。多くの管理釣り場は水温が下がる秋から春がシーズンで、これから始める人が最初に手に取る番手の候補です。

番手・スペックの選び方

全長1.83m(6フィート)は、小〜中規模のポンドで扱いやすい長さで、エリアロッドとしては標準的な寸法です。ルアーウェイト0.6〜6gとナイロン1.5〜4lb・PE0.2〜0.6号の組み合わせは、細糸で軽いスプーンを投げるエリアの基本に合わせた設定です。自重83gはXUL(81g)とUL(86g)の間で、先径1.4mmは6フィートの3機種で共通です。仕舞寸法93.9cmは全長のほぼ半分で、グリップ側で抜けるグリップジョイントではなく、ブランクスの中央付近で分かれる逆並継の2ピースです。リールシートは位置177mmのダウンロック、グリップはストレートで、カーボン含有率は81%です。より遠投を優先するなら同じSULの6フィート3インチ版、S63SUL(1.91m・86g)が選択肢になります。

項目値意味・選び方
全長6フィート(1.83m)6フィート3インチ版はS63SUL(1.91m)
継数/継ぎ方式2本/逆並継仕舞寸法が全長のほぼ半分の2ピース
仕舞寸法93.9cm6フィートの3機種で共通
自重83gS60XULは81g、S60ULは86g
先径1.4mmチューブラー5機種で共通
ルアーウェイト0.6〜6gS60XULは0.5〜4g、S60ULは1〜8g
適合ラインナイロン1.5〜4lb/PE0.2〜0.6号公式表にフロロカーボンの記載なし
リールシート位置177mm(ダウンロック)グリップはストレート
カーボン含有率81%

兄弟機・他モデルとの違い

19トラウトライズにも同じS60SULが存在します。媒体に掲載された19年モデルのスペック表では、19 S60SULは全長1.83m・仕舞寸法93.9cm・ルアーウェイト0.6〜6g・ナイロン1.5〜4lbと、長さと対応ルアーは26年モデルと同じです。数値で違うのは、19年モデルが自重77g・先径1.3mm・カーボン含有率95.3%だったのに対し、26年モデルは自重83g・先径1.4mm・カーボン含有率81%になった点で、軽さの数値は19年モデルの方が上です。公式が26年モデルで打ち出している変更は、全機種へのKガイド搭載による糸絡みの抑制と、しなやかさを重視してロッドアクションを一新したことで、数値の軽さより扱いやすさを優先した改良といえます。ラインナップも変わり、19年モデルにあった6フィート6インチのS66SUL・S66ULは26年モデルにはなく、代わりに1ピースのフルグラスソリッド(S46SUL-FS・S50SUL-FS)が加わりました。シリーズ内では、より柔らかいS60XUL、張りのあるS60UL、遠投寄りのS63SULが比較対象です。

編集部の注目ポイント

公開情報・スペックに基づく編集部の着眼点です。購入者によるレビューではありません。

  • 公式はS60SULを、軽量スプーンも小型プラグも扱いやすいエリアトラウトのオールラウンドモデルと位置づけています。
  • 新型は全機種にKガイドを搭載し、ロッドアクションをしなやかさ重視に一新しました。
  • 19年モデルにも同じS60SULがあり、長さと対応ルアーは同じですが、自重は77gから83gになりました。
  • 仕舞寸法93.9cmは全長のほぼ半分で、グリップジョイントではなく中央付近で分かれる2ピースです。

FAQ

26トラウトライズ S60SULの長さと適合ルアーはどのくらいですか?

全長は6フィート(1.83m)、ルアーウェイトは0.6〜6gです。自重は83g、先径は1.4mm、適合ラインはナイロン1.5〜4lb・PE0.2〜0.6号で、仕舞寸法93.9cmの2ピースです。

19トラウトライズにもS60SULはありましたか?

あります。媒体掲載の19年モデル表では、全長1.83m・ルアーウェイト0.6〜6gと長さと対応ルアーは同じで、自重77g・先径1.3mm・カーボン含有率95.3%でした。26年モデルは83g・1.4mm・81%で、Kガイド搭載とアクションの一新が主な変更です。

S60XUL・S60SUL・S60ULはどう選べばよいですか?

S60SULは軽量スプーンも小型プラグも扱えるオールラウンドで、迷ったときの1本目です。S60XULは0.5〜4gでシリーズで最も柔らかい軽量スプーン向け、S60ULは1〜8gで大型魚やネイティブトラウトにも対応するパワーモデルです。

2ピースですが、グリップジョイントですか?

いいえ。仕舞寸法93.9cmは全長1.83mのほぼ半分で、ブランクスの中央付近で分かれる逆並継の2ピースです。グリップ部分だけが外れるグリップジョイントとは構造が違います。

PEラインは使えますか?

使えます。公式の適合ラインはナイロン1.5〜4lbとPE0.2〜0.6号です。フロロカーボンの適合値は公式表に記載がないため、ラインを選ぶ際はナイロンかPEの範囲を目安にしてください。