概要

シマノ 26ミラベル C2000SHGは、2026年10月に小型番手として遅れて加わった、2代目ミラベルの浅溝ハイギアモデルです。42mm径の小型スプールに自重175gという軽さで、アジングやメバリングのようなジグ単主体のライトゲームを受け持ちます。ボディとローターは前作に続いてCI4+製、ローターは慣性の小さいマグナムライトローターで、26世代からXプロテクト、アンチツイストフィン、ワンピースベール、インフィニティドライブが加わりました。前作22ミラベル C2000SHGの180gから5g軽くなり、ギア比6.0や糸巻量はそのまま受け継いでいます。

ブランドシマノ(SHIMANO)
ギア比6.0
実用ドラグ力(Kg)2.0
最大ドラグ力(Kg)3.0
自重(g)175
径/ストローク(mm)42/12
糸巻量ナイロン(lb-m) 3-125、4-100、5-75
フロロ(lb-m)3-110、4-85、5-65
PE(号-m)0.6-150、0.8-110、1-80
最大巻上長(cm/ハンドル1回転)79
ハンドル長さ(mm)45
ベアリング数(BB/ローラー)5/1

詳しい解説

使いどころ・編集部の評価

編集部の評価としては、26ミラベル C2000SHGは『入門上位帯で軽さを優先したライトゲーム機に、手返し重視のギア比を合わせた番手』です。アジングやメバリングはロッドを細かく操作しながらアタリを取る釣りで、ローターの慣性が小さいミラベルの性格がそのまま生きます。ハイギアの利点は、常夜灯周りで足元まで寄せた後の回収や、流れに乗って膨らむラインの処理が速いことです。極細ラインで起きがちなヨレはアンチツイストフィンが抑える方向で、ワンピースベールも細糸がベールの段差に引っかかるトラブルを減らします。逆に、軽いジグヘッドの一定速のただ巻きを主体にするなら、同じボディのC2000Sのほうが巻き速度を合わせやすいでしょう。

メリット

  • 自重175gは同番手の前作から5g軽く、ジグ単を一晩操作し続ける釣りでも手元が軽く保てます
  • ギア比6.0・1回転79cmで、同ボディのノーマルギアより糸ふけの回収が速い設定です
  • PE0.6号150mの浅溝スプールは、ライトゲーム用の細いPEを下巻き少なめで収められる容量です
  • 防水がXプロテクトになり、潮をかぶりやすい夜の堤防でも回転部の劣化を抑える構成です
  • アンチツイストフィンとワンピースベールの組み合わせで、極細ラインのヨレと絡みを抑えます

注意点・デメリット

  • 同番手の前作とは自重5g以外の数値が同じで、22ミラベル C2000SHGからの買い替えは機構の差をどう見るか次第です
  • 最大ドラグ3kgの小型番手なので、エギングやシーバスで太めのPEを使う釣りには2500系以上が必要です

こんな人におすすめ:アジングやメバリングで極細PEやフロロ2〜4lbを使う人、潮の流れがある場所でラインスラックを素早く回収したい人、入門上位帯で軽いライトゲーム用リールを探している人に向きます。

向かない人:軽いジグヘッドをゆっくり巻いてレンジを刻む釣りが中心なら同じボディでギア比5.0の26ミラベル C2000Sが、エギングなどでPE0.6〜0.8号を長く巻きたいなら2500SHGが適しています。

対象魚・釣り方

C2000番台はシマノの小型ボディで、ハンドル長も45mmと2500系(55mm)より短く作られています。糸巻量はPE0.6号150m、0.8号110m、1号80m、フロロは3lb110m・4lb85m・5lb65mで、極細PEやフロロ2〜3lbを使うアジング、PE0.4〜0.6号でプラグを投げるメバリングが主な守備範囲です。最大ドラグ3kg・実用ドラグ2kgは細糸を切らないための控えめな値で、豆アジから尺メバル、港湾のカマスやセイゴあたりまでが想定の相手です。エギングでPE0.6号を200m巻きたいなら、一回り大きい2500S系のほうが容量に余裕があります。

番手・スペックの選び方

ギア比6.0・ハンドル1回転79cmは、同じ小型ボディのノーマルギア(26ミラベル C2000Sと1000はギア比5.0・66cm)より1回転あたり13cm多く巻き取ります。潮の速い場所でジグ単の糸ふけを素早く取りたいとき、プラグを早巻きで見せたいときに効く設定です。一方で、軽いジグヘッドをゆっくり通してレンジを刻むアジングではノーマルギアのほうが巻き速度を落としやすく、C2000Sが候補になります。2500SHGのギア比6.2より少し低めに抑えてあるのが小型番手の特徴です。スプール径42mm・ストローク12mmは1000とC2000S系で共通、ベアリングは5/1です。

項目値意味・選び方
ギア比6.0前作22ミラベル C2000SHGと同値。2500SHGの6.2より低め
最大巻上長79cm/ハンドル1回転C2000Sの66cmより13cm多い
実用ドラグ力/最大ドラグ力2.0kg/3.0kg細糸のライトゲーム向け設定。前作と同値
自重175g前作の180gから5g軽量化
スプール径/ストローク42mm/12mm1000・C2000Sと共通の小型スプール
糸巻量 PE0.6号-150m/0.8号-110m/1号-80m浅溝。メバリングのPE0.4〜0.6号向き
糸巻量 ナイロン3lb-125m/4lb-100m/5lb-75m
糸巻量 フロロ3lb-110m/4lb-85m/5lb-65mジグ単のフロロ直結にも対応する容量
ハンドル長45mm2500系より10mm短い
ベアリング数5/1(BB/ローラー)前作と同数

兄弟機・他モデルとの違い

同番手の前作22ミラベル C2000SHG(当サイト未登録)とシマノ公式(中国語版)の掲載値で比べると、ギア比6.0、最大巻上長79cm、実用2kg・最大3kgのドラグ、スプール径42mm、糸巻量、ハンドル長45mm、ベアリング5/1が一致し、数値の違いは自重180g→175gのみです。変化の中身は機構で、旧来のコアプロテクトに代わってXプロテクトが防水を担い、糸ヨレ対策のアンチツイストフィン、継ぎ目のない一体型のワンピースベール、巻きの摩擦を抑えるインフィニティドライブが新たに入りました。26世代の小型3機種では、C2000Sが同じスプールでギア比5.0・1回転66cmのノーマルギア版、1000が自重170gでPE0.8号240mを巻ける深めのスプールを持つ番手です。PE0.6号200mが必要なエギング寄りの使い方なら、自重200gで浅溝の2500SHGが一段上の番手にあたります。

編集部の注目ポイント

公開情報・スペックに基づく編集部の着眼点です。購入者によるレビューではありません。

  • 同番手の前作22ミラベル C2000SHGとの数値差は自重180g→175gの5gだけで、ギア比6.0と糸巻量は引き継がれています。
  • 小型3機種は2026年10月の発売で、2500以上の8機種より1か月遅れてラインナップに加わりました。
  • ギア比は2500SHGの6.2ではなく6.0で、1回転79cmと小型ボディに合わせた高速設定です。
  • Xプロテクトとアンチツイストフィンの追加は、夜の堤防で極細ラインを使うライトゲームに向いた更新です。

FAQ

C2000SHGには何号の糸がどれだけ巻けますか?

PEは0.6号150m、0.8号110m、1号80m、ナイロンは3lb125m、4lb100m、5lb75m、フロロは3lb110m、4lb85m、5lb65mです。アジングやメバリングで使う細いPEやフロロを巻くのに合った浅溝スプールです。

22ミラベル C2000SHGとの違いは何ですか?

数値で違うのは自重だけで、180gから175gへ5g軽くなりました。ギア比6.0、ドラグ、糸巻量、ハンドル長45mmは同じです。機構面ではXプロテクトによる防水の格上げに加え、ベールの一体化、糸ヨレを抑えるフィン、ピニオン周りの摩擦低減機構が入りました。

C2000SHGとC2000Sはどちらがアジング向きですか?

どちらも自重175gの浅溝で、糸巻量も同じです。C2000SHGはギア比6.0で1回転79cm、C2000Sは5.0で66cmです。潮が速い場所や回収の手返しを重視するならSHG、軽いジグヘッドをゆっくり巻いて見せる釣りが中心ならC2000Sが目安です。

メバリングに使えますか?

使えます。PE0.6号を150m巻けて、最大ドラグ3kgは細糸に合わせた設定です。プラグを早めに巻いて見せる釣りや、足元まで寄せたあとの回収では、1回転79cmのハイギアが扱いやすい構成です。

1000番との違いは何ですか?

1000は自重170g、ギア比5.0で、PE0.8号を240m巻ける深めのスプールです。C2000SHGは175gの浅溝でギア比6.0です。細いPEを必要な分だけ巻くライトゲームならC2000SHG、ナイロンやPE0.8号を多めに巻く小物釣りなら1000が向きます。