ミラベルとは

ミラベルは、シマノの汎用スピニングリールの中で、入門上位の価格帯に軽量系の設計を持ち込んだシリーズです。CI4+素材のボディとローター、慣性の小さいマグナムライトローターを載せ、同じ帯のアルテグラがコアソリッド系と呼ばれる剛性重視の系統、ナスキーが汎用の定番であるのに対し、ヴァンフォードやヴァンキッシュと同じ軽量系統の最初の段にあたります。

設計の狙いは、巻き出しの軽さと手元の軽さにあります。2500系とC3000系の自重は26モデルで200gと、同じ番手の26ナスキーより軽く、ローターの立ち上がりも軽い構成です。その代わり、歯車の細密化や剛性に関わる機構は上位帯に譲っていて、重い負荷を一日かけ続ける使い方では上の帯との差が出ます。

向くのは、エギングやライトルアーのようにロッドを動かし続ける釣りで、手元の軽さと糸ふけ回収のテンポを優先したい人です。逆に、太いPEで青物を寄せる釣りや、置き竿で長時間負荷をかける釣りでは、同じ価格帯なら剛性寄りのナスキーやアルテグラのほうが素直に噛み合います。

ミラベルの歴代モデル(世代比較)

ミラベルは2022年に初代が出た比較的新しいシリーズで、2026年9月の26ミラベルが2代目です。番手構成は両世代とも同じ11機種で、26は防水と糸ヨレ対策の機構を足した更新になっています。

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年式モデル主な変更点状態
202626ミラベルインフィニティドライブ、Xプロテクト、ワンピースベール、アンチツイストフィンを新搭載した2代目。現行
202222ミラベルCI4+ボディとマグナムライトローター、HAGANEギア、サイレントドライブ、コアプロテクトを載せた初代。旧モデル(流通在庫)

22ミラベルの発売は2022年10月で、1000とC2000S系は同年11月でした。26も小型3機種だけ1か月遅れの構成です。

ミラベルの新型・モデルチェンジ情報

現行は2026年9月に発売された26ミラベルで、2022年の初代から4年ぶりの2代目です。新たに加わったのは、ピニオンギアとメインシャフトの摩擦を減らすインフィニティドライブ、ローター部の防水を上げるXプロテクト、糸絡みを抑えるワンピースベール、糸ヨレを減らすアンチツイストフィンの4機構です。CI4+のボディとローター、HAGANEギア、サイレントドライブ、AR-Cスプールは引き継がれています。

番手構成は初代と同じ11機種で、2500からC5000XGまでの8機種が9月、1000とC2000S、C2000SHGの3機種が10月の発売です。自重は1000からC3000系までが5g軽くなり、4000系とC5000XGは据え置きです。外観はブラックとシルバーの基調に変わりました。

26ミラベルの小型3機種(1000・C2000S・C2000SHG)は2026年10月発売のため、2026年10月1日時点で当サイトには未登録です。

スペック比較表11モデル

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モデル実売目安ギア比実用ドラグ力(Kg)最大ドラグ力(Kg)自重(g)径/ストローク(mm)糸巻量実用ドラグ力(kg)最大ドラグ力(kg)最大巻上長(cm/ハンドル1回転)
シマノ(SHIMANO) 26ミラベル 2500SHG13,264円〜6.22.54.020046.5/14.5ナイロン(lb-m) 5-110、6-95、8-70---
シマノ(SHIMANO) 26ミラベル C3000HG13,142円〜6.23.59.020046.5/14.5ナイロン(号-m) 2.5-180、3-150、4-100---
シマノ(SHIMANO) 26ミラベル 2500S13,045円〜5.02.54.020046.5/14.5ナイロン(lb-m) 5-110、6-95、8-70---
シマノ(SHIMANO) 26ミラベル 250013,141円〜5.03.59.020046.5/14.5ナイロン(号-m) 2-170、2.5-150、3-120---
シマノ(SHIMANO) 26ミラベル C300013,054円〜5.03.59.020046.5/14.5ナイロン(号-m) 2.5-180、3-150、4-100---
シマノ(SHIMANO) 26ミラベル 4000XG14,292円〜6.26.011.024551/17ナイロン(号-m) 3.5-170、4-150、5-125---
シマノ(SHIMANO) 26ミラベル 400014,485円〜4.76.011.024551/17ナイロン(号-m) 3.5-170、4-150、5-125---
シマノ(SHIMANO) 26ミラベル C5000XG15,006円〜6.26.011.027054/17ナイロン(号-m) 4-190、5-150、6-125---
シマノ(SHIMANO) 22 ミラベル 2500SHG11,583円〜6.2--20546.5/14.5-2.5491
シマノ(SHIMANO) 22 ミラベル 2500S11,900円〜5--20546.5/14.5-2.5473
シマノ(SHIMANO) 22 ミラベル C2000S9,910円〜5--18042/12-2366

釣り方別のおすすめ番手

ミラベルは1000からC5000XGまでの11機種を1つの設計で揃えています。下の表は番手の一般則と、当サイトに登録のある11モデルの実スペックから組んだ目安です。

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釣り方番手の目安理由
アジング・メバリングC2000S(22モデル)自重180g・ギア比5.0・PE0.6号150m。26の小型番手は10月発売のため22が現実的です。
エギング2500SHG浅溝PE0.6号200m・1回転91cm。シャクリ後の糸ふけを一度で回収できる定番の組み合わせです。
堤防のエサ釣りとルアー兼用2500 / C3000最大ドラグ9kgの深溝。2500はナイロン2号170m、C3000はPE1号400mで用途が広い番手です。
港湾・河川のシーバスC3000HG自重200g・ギア比6.2・PE1号400m。ミノーの回収と流れの中の巻きを両立します。
サーフ・ライトショアジギング4000XG自重245g・最大ドラグ11kg・1回転99cm。PE1.5号320mで遠投とジグ回収に向きます。
カゴ釣り・泳がせ4000ギア比4.7・1回転75cmの低速仕様。太糸をゆっくり巻いて負荷を受け止める釣りに合います。
ショアジギングC5000XG自重270g・PE2号300m・1回転105cm。シリーズ最大の糸巻量と巻き取り量です。

末尾の記号は、Cがコンパクトボディ、Sが浅溝、HGとXGが高速ギアを表します。使うラインの号数で必要な巻き量が入るかを先に確認してください。

ミラベルの選び方

選ぶ順番は番手、スプールの深さ、ギア比です。2500と2500Sは同じボディで、2500は最大ドラグ9kgのナイロン2号170m、2500Sは最大ドラグ4kgの浅溝でPE0.6号200mと、糸の量と設定が変わります。C3000は2500と同じ自重200gのままPE1号400mを巻ける深溝で、エサ釣りとルアーを兼ねるなら扱いやすい番手です。

末尾のHGとXGはギア比6.2の高速仕様で、2500SHGとC3000HGは1回転91cm、4000XGは99cm、C5000XGは105cmを巻き取ります。糸ふけの回収が多いエギングやシーバス、ジグの回収が続くショアジギングでは高速仕様が合い、エサ釣りや一定速で引く釣りはギア比5.0の無印や4000(ギア比4.7)が向きます。

26と22で迷う場合は、新搭載の4機構を使うかどうかで決めます。26にはインフィニティドライブ、Xプロテクト、ワンピースベール、アンチツイストフィンが加わり、2500系とC3000系は自重が205gから200gへ5g軽くなりました。22は在庫が残るうちは価格が下がりやすく、ギア比と糸巻量は26と同じ設定なので、防水と糸ヨレ対策に差を求めないなら選択肢になります。

各モデルの詳細と価格

グレードを変えるなら

シマノ スピニングリールの序列でミラベル前後のグレードを見る

よくある質問

26ミラベルは22ミラベルから何が変わりましたか?

新たに載った機構はインフィニティドライブ、Xプロテクト、ワンピースベール、アンチツイストフィンの4つです。防水はコアプロテクトからXプロテクトへ格上げされ、1000からC3000までの番手は自重が5g軽くなりました。ギア比、最大ドラグ、糸巻量は同番手で変わっていません。

ミラベルとナスキーはどちらが上ですか?

本体価格と機構の数ではミラベルが上です。26ナスキーにはXプロテクトが無く、26ミラベルには載っています。ただし系統が違い、ナスキーは汎用の定番、ミラベルはローターの軽さを優先した軽量系なので、巻き出しの軽さを取るならミラベル、太糸で負荷をかける釣りならナスキーが素直です。

ミラベルとアルテグラの違いは何ですか?

初代の22ミラベルは21アルテグラの一段下に置かれ、マイクロモジュールギアIIとXプロテクトを持たない代わりに軽量ローターで価格を抑えていました。26ミラベルはXプロテクトを得たため防水面の差は縮まっています。アルテグラは剛性寄り、ミラベルは軽快さ寄りという性格の違いが残ります。

26ミラベルの発売日はいつですか?

2026年9月です。2500からC5000XGまでの8機種が先行し、1000、C2000S、C2000SHGの小型3機種は2026年10月の発売と案内されています。当サイトには先行の8機種を登録しています。

エギングにはどの番手が向いていますか?

2500SHGが定番です。浅溝でPE0.6号を200m巻け、ギア比6.2で1回転91cmと、シャクリのあとの糸ふけを1回で回収しやすい設定です。自重200gなので一日中シャクる釣りでも手元が重くなりにくい番手です。

シーバスやサーフならどの番手ですか?

港湾や河川のシーバスはC3000HG、サーフやライトショアジギングは4000XGかC5000XGが目安です。C3000HGはPE1号400m、4000XGはPE1.5号320m、C5000XGはPE2号300mを巻けて、最大ドラグは9kgと11kgです。

アジングやメバリングに使えますか?

使えます。26モデルの小型番手1000とC2000S系は2026年10月発売のため当サイトには未登録ですが、22ミラベル C2000Sは自重180g、ギア比5.0、PE0.6号150mの浅溝で、ジグ単をゆっくり見せる釣りに合う仕様です。

ミラベルの自重はどのくらいですか?

26モデルは1000が170g、C2000S系が175g、2500系とC3000系が200g、4000系が245g、C5000XGが270gです。22モデルは2500系とC3000系が205gで、26で5g軽くなりました。4000以上の自重は両世代で同じです。

糸巻き量はどこを見ればよいですか?

スペック表のPEの号-mを基準にします。26の2500SはPE0.6号200m、2500とC3000はPE1号でそれぞれ320mと400m、4000XGはPE1号490m、C5000XGはPE1.5号400mです。使う号数で必要な長さが入るかを先に確かめてください。

ミラベルの価格帯はどのくらいですか?

シマノの汎用スピニングではナスキーの上、アルテグラの下にあたる1万円台の帯です。26モデルは番手が大きいほど高く、22モデルは流通在庫のため値動きがあります。実売は変わるので各商品ページで確認してください。

22ミラベルをいま買っても問題ありませんか?

ギア比と糸巻量は26と同じなので、釣りの範囲は変わりません。差が出るのは防水(コアプロテクト対Xプロテクト)、糸ヨレを抑えるアンチツイストフィン、ベール形状、5gの自重です。価格差が大きければ22、長く使うなら26という線引きが妥当です。

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