使いどころ・編集部の評価
編集部の評価としては、26ファーストキャスト FCE-862Mは『エギングを一年通して続けたい人が、最初に選ぶ遠投寄りの基準機』という位置づけです。秋の数釣りだけなら軽いエギに合うMLで足りますが、春の大型を3.5〜4号のエギで狙う時期まで1本で通すなら、上限4.0号のMが合います。8フィート6インチの長さは、足元に藻やテトラがある釣り場でエギを回収しやすく、潮の流れる沖のポイントまで届かせやすい点でも有利です。一方で、標準自重110gは同じ長さのML(92g)より重く、短時間で何度もしゃくる釣りでは負担が増します。秋のエギング中心で軽さを優先するならFCE-862ML、取り回しを優先するならFCE-832Mという選び分けが基本です。
メリット
- 適合エギ2.0〜4.0号で、秋の小型狙いから春の大型狙いまで1本でカバーできる年間モデルです
- 8フィート6インチの長さで遠投性を確保し、外洋の磯や足場の高い堤防でも広く探れます
- 中弾性カーボン主体のブランクスと富士工業製Kガイドフレームを入門グレードで採用しています
- 旧型FCS-862Eと長さ・ライン・アクションは同じで、適合エギの上限が4.0号へ広がりました
- 同じ長さのML、短いFCE-832Mなどシリーズ内に比較相手が揃い、釣り場に合わせて選び直せます
注意点・デメリット
- 標準自重110gは同じ長さのFCE-862ML(92g)より18g重く、しゃくりを繰り返すと腕への負担が増えます
- 仕舞寸法・先径・カーボン含有率は公式表に記載がなく、数値で上位機と比べられる項目が限られます
- 8フィート6インチは港内の狭い足場や小場所では長く、取り回しを優先するなら8フィート3インチ版が候補です
こんな人におすすめ:これからエギングを始めて春の大型シーズンまで1本で通したい人、外洋に面した磯や足場の高い堤防で遠投が必要な人、3.5〜4号の重めのエギを使う予定がある人に向きます。
向かない人:秋の新子狙いが中心で軽いエギを繊細に扱いたい人はFCE-862MLが合います。港内や小場所での取り回しと軽さを優先するならFCE-832Mや、さらに短いFCE-792MLが候補です。
対象魚・釣り方
対象はショアから狙うアオリイカのエギングです。適合エギ2.0〜4.0号は、秋の新子に使う2.5号前後から、春の大型狙いで使う3.5〜4号までを含む幅で、公式もFCE-862Mを季節を問わず使える年間モデルとしています。同じ8フィート6インチのFCE-862MLは1.5〜3.5号の秋冬向けで、軽いエギの扱いやすさを優先した設定です。FCE-862Mはそこからパワーを一段上げ、重めのエギを遠くへ投げて広い範囲を探る釣りに合わせています。外洋に面した磯や足場の高い堤防など、飛距離とエギの重さが求められる釣り場に向く番手です。
番手・スペックの選び方
8フィート6インチ(約2.59m)は、FCEの5機種の中で最長クラスで、遠投と足場の高い場所でのエギの操作を優先した長さです。適合エギ2.0〜4.0号とPE0.4〜1.2号は、MLの1.5〜3.5号・PE0.4〜1.0号より上限が高く、4号のエギと太めのPEまで受け止める設定です。標準自重110gは同じ長さの862ML(92g)より18g重く、パワーの差がそのまま重さに表れています。継数は2ピースで、仕舞寸法・先径・カーボン含有率は公式表に記載がありません。ブランクスは操作性を重視した中弾性カーボンが主体、ガイドは富士工業製Kガイドフレームで、ライントラブルの軽減もうたわれています。リールシートの表記はアップロックです。
| 項目 | 値 | 意味・選び方 |
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| 全長 | 8フィート6インチ(約2.59m) | 8フィート3インチ版はFCE-832M |
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| 継数 | 2本 | 仕舞寸法は公式表に記載なし |
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| 適合エギ | 2.0〜4.0号 | FCE-862MLは1.5〜3.5号 |
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| 適合ライン | PE0.4〜1.2号 | 公式表にナイロン・フロロの記載なし |
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| 標準自重 | 110g | FCE-862MLは92g、FCE-832Mは107g |
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| アクション | RF(レギュラーファースト) | FCEの5機種で共通 |
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| ガイド | 富士工業製Kガイドフレーム | ライントラブル軽減をうたう |
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| リールシート | アップロック | 公式見出しのUP-LOCK表記 |
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兄弟機・他モデルとの違い
前作の旧ファーストキャスト エギングにも8フィート6インチのFCS-862Eがあります。媒体と販売店に掲載された旧型の表では、FCS-862Eは2ピース・レギュラーファースト・PE0.4〜1.2号・適合エギ2.5〜3.5号で、長さ・継数・ライン・アクションは新型FCE-862Mと同じです。数値で変わったのは適合エギで、旧型の2.5〜3.5号から新型は2.0〜4.0号へ上下に広がり、4号のエギまで公式の範囲に入りました。旧型の自重は公式の数値を確認できないため、重さの比較はしていません。型番も変わり、旧型のE(強め)とEL(軽め)という区分は、新型ではM(2.0〜4.0号)とML(1.5〜3.5号)のパワー表記になりました。新シリーズでは中弾性カーボン主体のブランクスとKガイドフレームが明記され、上位機の設計を取り入れたことが打ち出されています。シリーズ内では、同じ長さで軽いエギ向けのFCE-862ML、短く軽快なFCE-832Mが比較対象です。