最終更新: 2026-09-02

シマノの電動リールは、フラッグシップのビーストマスターを頂点に、中核のフォースマスター、ベーシックのプレイズという3つのグレードで整理すると選びやすくなります。上位ほどモーターのパワー、巻き上げ速度、ドラグ力、機能面が強化され、深場と大物への対応力が上がります。

電動リールは実売5万円前後から10万円超までと価格差が大きく、番手(サイズ)を間違えると価格に関係なく使いにくくなります。このページでは2026年時点の序列を一覧表で整理したうえで、グレードで何が変わるのか番手の決め方を分けて解説します。

実売価格は時期・番手により変動するため、あくまで目安です。個別モデルの巻き上げ力・糸巻量などの実スペックは、各商品解説ページで確認できます。

シマノ 電動リールのランク一覧表

グレードが上がるほどモーターの出力と耐久、巻き上げ速度、ドラグ力が強化されます。2026年時点の序列は次の通りです。

シマノ電動リールのグレード序列(2026年・実売価格は当サイト掲載時点の目安)

ランクシリーズ実売目安位置づけ
フラッグシップビーストマスター10万円台〜深場・大物に対応する最高峰。パワーと巻き上げ速度が別格
中核フォースマスター5〜7万円台性能と実用性のバランス型。番手展開が最も広く、多くの船釣りはここで足りる
ベーシックプレイズ3.5〜5万円台コストパフォーマンス重視。電動リール入門と、サブ機・置き竿用に

グレードで何が変わるのか(比較表)

電動リールの価格差は、モーターの出力と耐久巻き上げ力と速度ドラグ力、そして液晶・機能面に集約されます。狙う水深と魚のサイズが大きくなるほど、上位グレードの余力が効いてきます。

逆に言えば、水深100m前後までの中小物なら、ベーシックのプレイズでも実用上は困りません。『深場に行くか』『大型青物を狙うか』がグレードの分岐点です。

グレード帯ごとに強化される主なポイント

比較軸プレイズフォースマスタービーストマスター
モーター実用十分。中小物の水深なら不足しない出力と耐久が上がり長時間の巻き上げに強い最上位のモーター。高負荷でも速度が落ちにくい
巻き上げ力中小物向け多くの船釣りをカバーする余力深場の重量仕掛けと大型に対応
ドラグ力標準的青物の突っ込みにも対応大型青物・深場の大物まで
番手展開600〜3000中心200〜6000と最も広い1000・2000など大型中心
液晶・機能必要十分な棚表示設定項目が増え釣り方に合わせ込める最上位。細かな制御まで可能
向く釣りアジ・タチウオ・マルイカなど中小物コマセマダイ・ヒラメ・中深場全般深場の根魚・キハダなど大型青物

番手(サイズ)の決め方

電動リールはグレードより先に番手を決めるのが失敗しにくい順番です。番手は主に狙う水深と対象魚の大きさで決まり、シマノの場合は数字が大きいほど糸巻量とパワーが上がります。

目安としては、200〜600番がアジ・マルイカ・タチウオなど中小物の浅場〜中層、1000〜2000番がコマセマダイ・ヒラメ・中深場、3000番以上が深場の大型や泳がせ、6000番がキハダなどの大物です。同じフォースマスターでも200と6000では別物の道具になります。

末尾のDHはダブルハンドル仕様で、手巻きでの巻き上げやすさが上がります。手持ちで誘う釣りが多いなら候補になります。

シマノとダイワはどちらを選ぶべきか

電動リールはシマノとダイワの2強で、価格帯ではおおよそ ビーストマスター≒シーボーグ上位、フォースマスター≒シーボーグ中位、プレイズ≒レオブリッツ が近い位置づけです。

選び分けの実用的な基準は、すでに持っている電源や周辺機器との相性と、乗る船の指定です。性能面はどちらも各価格帯で完成度が高く、グレードを揃えれば大きな差にはなりません。操作系の好み(シマノのボタン配置か、ダイワのJOGパワーレバーか)で決める人も多い部分です。

ダイワ側の序列は別ページで整理しています。

FAQ

シマノの電動リールをランク順に並べるとどうなりますか?

上から ビーストマスター > フォースマスター > プレイズ の3グレードです。ビーストマスターが深場・大物対応のフラッグシップ、フォースマスターが番手展開の広い中核、プレイズがコストパフォーマンス重視のベーシックという位置づけになります。

ビーストマスターとフォースマスターの違いは何ですか?

モーターの出力と耐久、巻き上げ力、ドラグ力がビーストマスターのほうが上で、深場の重量仕掛けや大型青物でも速度が落ちにくいのが差です。実売価格は10万円台と5〜7万円台で倍近い開きがあります。水深200m超や大型狙いでなければフォースマスターで足りる場面が多くなります。

フォースマスターとプレイズの違いは何ですか?

フォースマスターはモーター性能と機能面が一段上で、番手展開も200〜6000と広く取られています。プレイズは600〜3000中心のベーシックで、水深100m前後までの中小物なら実用上の不足は出にくい構成です。予算差は概ね1.5〜2万円程度です。

電動リールはシマノとダイワのどちらがよいですか?

同じ価格帯ならどちらも完成度が高く、性能で大きな差はつきません。価格帯ではビーストマスター≒シーボーグ上位、フォースマスター≒シーボーグ中位、プレイズ≒レオブリッツが近い位置づけです。手持ちの電源との相性や操作系の好み、乗る船の指定で選ぶのが実用的です。

電動リールは何番を選べばよいですか?

狙う水深と対象魚で決めます。200〜600番がアジ・マルイカ・タチウオなどの中小物、1000〜2000番がコマセマダイ・ヒラメ・中深場、3000番以上が深場の大型や泳がせ、6000番がキハダなどの大物が目安です。グレードより先に番手を決めてください。

初めての電動リールはどのグレードがよいですか?

狙う釣りが水深100m前後までの中小物なら、プレイズで始めて問題ありません。中深場やコマセマダイまで視野に入れるなら、番手展開が広く長く使えるフォースマスターが無難です。ビーストマスターは深場・大型に明確な目的がある場合の選択になります。

型番のDHは何を意味しますか?

ダブルハンドル仕様を表します。ハンドルが左右に伸びた形状で、電動に頼らず手巻きで巻き上げる場面や、細かく誘いを入れる釣りで扱いやすくなります。手持ちで操作する時間が長い釣りでは候補になります。

スピニングリールのランクとは対応しますか?

対応しません。電動リールは船釣り専用の別系統で、ステラやツインパワーといった汎用スピニングの序列とは価格帯も設計思想も異なります。スピニング側の序列はシマノ スピニングリールのランクページで別途整理しています。