フリームスとは

フリームスは、ダイワの汎用スピニングリールで、1万円台の入門上位帯を長く担ってきたシリーズです。最安帯のレブロスとレガリスの上、2万円前後のカルディアの下に置かれ、上位機の機構を数年遅れで受け取る位置にあります。2026年の26フリームスはエアドライブローターとエアドライブベールを得て、巻き出しの軽さがこの帯の基準を一段上げました。

設計の考え方は、カルディア以上で先に実装された軽量化を、素材と仕上げを簡略化して価格に収めることにあります。ボディとローターはZAION Vのカーボン強化樹脂、ドラグは初動を軽くしたATD TYPE-L、ギアはタフデジギアという構成で、金属ボディの剛性や防水の範囲は上位帯に譲ります。LT2500で自重195g、LT3000-CXHで200gという数字は、同じ帯の他社機と並べても軽い側です。

向くのは、最初の1台を長く使いたい人、アジングからエギングまで番手を揃えて複数台を持ちたい人です。負荷の大きい青物やオフショアを本格的に始めるなら、マグシールドの範囲が広い上位帯や、大型番手の21フリームス LT5000-CXHのような余裕のある番手を選ぶほうが安全です。

フリームスの歴代モデル(世代比較)

フリームスは2002年の初代から7世代を数え、2018年のLTコンセプト採用と2026年のエアドライブ採用が大きな節目です。現行は26フリームス LTで、21フリームスは流通在庫が中心になっています。

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年式モデル主な変更点状態
202626フリームス LTエアドライブローターとエアドライブベール、ATD TYPE-Lを新採用。ZAION Vボディとタフデジギアは継続。現行
202121フリームス LTボディとエアローターにZAION Vを新採用し、ローターを約25%軽量化。ギアとドラグは18を踏襲。旧モデル(流通在庫)
201818フリームス LTLTコンセプトを初採用。タフデジギア、エアローター、ロングキャストABSスプール、ねじ込み式ハンドル。生産終了
201515フリームスマグシールドとATD、アルミのスーパーメタルボディを搭載。全11機種で2500番は265g。生産終了
201111フリームスZAIONボディとエアローター、オイルシール防水を採用。前作KIXから約50g軽量化。生産終了
2005フリームスKIX2005年のモデルチェンジ世代。11フリームスの前作にあたります。生産終了
2002初代フリームスシリーズの起点となった初代。機構の詳細は資料が少なく未確認です。生産終了

初代の2002年とKIXの2005年は確認できた資料が1件ずつのため目安です。26フリームスの発売月は番手により2月と3月に分かれます。

フリームスの新型・モデルチェンジ情報

現行は2026年2月発売の26フリームス LTで、21フリームスから5年ぶりのモデルチェンジです。番手によって3月発売のものがあります。新しく入ったのはエアドライブローターとエアドライブベールからなるAIRDRIVE DESIGNと、ドラグの初動を軽くしたATD TYPE-Lで、ZAION Vのボディ、ピニオン部のマグシールド、タフデジギアは21から引き継がれました。

番手は全12機種で、当サイトにはLT1000S-PからLT3000-CXHまでの6機種を登録しています。21フリームスは2021年5月の発売で、ZAION Vをボディとローターに新採用してローターを約25%軽くした世代でした。18フリームスはLTコンセプトを初めて取り入れた世代で、ここから番手表記がLT2500のような形になっています。

当サイトのLT5000-CXHは21フリームスです。26フリームスにもLT5000D-CXHがありますが、2026年10月1日時点で未登録です。

スペック比較表7モデル

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モデル実売目安ギア比最大ドラグ力(kg)巻取り長さ(cm/ハンドル1回転)自重(g)標準巻糸量PE(号-m)標準自重(g)ハンドルノブ仕様
ダイワ(DAIWA) 21 フリームス LT5000-CXH18,500円〜6.212.0105255ナイロン(lb-m) 10-330、14-230、20-1501.5-430、2.0-300、2.5-260--
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 26FREAMS LT2500S-XH15,650円〜-5 , 【標準巻糸量ナイロン(号-m)】1-150 , 【ハンドル長(mm)】55----190 , 【巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転)】87 , 【ギア比】6.2HG-I型
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 26FREAMS LT3000-CXH15,500円〜-10 , 【標準巻糸量ナイロン(号-m)】2-150 , 【ハンドル長(mm)】55----200 , 【巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転)】93 , 【ギア比】6.2HG-T型
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 26FREAMS LT250015,554円〜-10 , 【標準巻糸量ナイロン(号-m)】1.5-150 , 【ハンドル長(mm)】50----195 , 【巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転)】75 , 【ギア比】5.3HG-I型
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 26FREAMS LT2000S-XH13,500円〜-5 , 【標準巻糸量ナイロン(号-m)】0.8-150 , 【ハンドル長(mm)】50----175 , 【巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転)】81 , 【ギア比】6.2HG-I型
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 26FREAMS LT1000S-P13,500円〜-5 , 【標準巻糸量ナイロン(号-m)】0.6-100 , 【ハンドル長(mm)】40----175 , 【巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転)】60 , 【ギア比】4.8HG-I型
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 26FREAMS LT2000S-P13,500円〜-5 , 【標準巻糸量ナイロン(号-m)】0.8-150 , 【ハンドル長(mm)】45----175 , 【巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転)】63 , 【ギア比】4.8HG-I型

釣り方別のおすすめ番手

フリームスはLT1000SからLT5000まで番手が揃い、同じ番手でもP(低速)とXH(高速)で性格が変わります。下の表は当サイト登録の7モデルの実スペックから組んだ目安です。

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釣り方番手の目安理由
アジング・メバリングLT1000S-P / LT2000S-P自重175g・ギア比4.8。巻取60cmと63cmで、軽いリグを一定速でゆっくり見せる釣り向きです。
手返し重視のライトゲームLT2000S-XH同じ175gでギア比6.2・巻取81cm。糸ふけの処理が速く、プラッギングにも合います。
堤防のエサ釣りとルアー兼用LT2500ギア比5.3・最大ドラグ10kg・自重195g。1台目に選びやすい深溝の中心番手です。
エギングLT2500S-XH浅溝で細いPE向き。ギア比6.2・巻取87cmでシャクリ後の糸ふけを素早く回収できます。
シーバス・サーフLT3000-CXH自重200g・巻取93cm・最大ドラグ10kg。ミノーの回収が速く、遠投の釣りにも対応します。
ショアジギング入門LT5000-CXH(21モデル)自重255g・最大ドラグ12kg・PE1.5号430m。青物を視野に入れる大型番手です。

LT表記の末尾は、Pがパワーギア(低速)、Hがハイギア、XHがエクストラハイギア、Sが浅溝、Dが深溝、Cがコンパクトボディです。

フリームスの選び方

ダイワのLT表記は「LT+番手+スプール記号+ギア記号」で構成されます。Sは浅溝スプール、Dは深溝スプール、末尾のPはパワーギア(ローギア)、無印がノーマル、H/XHがハイギア/エクストラハイギアです。同じLT2000Sでも、-Pは巻き取り63cm、-XHは81cmと用途が変わります。

具体的には、アジング・メバリングなど軽量リグをゆっくり見せる釣りにはLT1000S-P(巻取60cm・ギア比4.8)やLT2000S-P(63cm・4.8)、手返し重視ならLT2000S-XH(81cm・6.2)。堤防万能ならLT2500(巻取75cm・ギア比5.3・最大ドラグ10kg)、シーバスやエギングまで見るならLT2500S-XHやLT3000-CXH(巻取93cm・自重200g)が目安です。

自重は26モデルでLT1000S-P/LT2000S系が175g、LT2500S-XHが190g、LT2500が195g、LT3000-CXHが200gと、番手が上がるほど重くなります。より大きな番手が必要なら21モデルのLT5000-CXH(自重255g・最大ドラグ12kg・PE1.5号430m)が選択肢になります。

各モデルの詳細と価格

グレードを変えるなら

ダイワ スピニングリールの序列でフリームスの段を確かめる

よくある質問

26フリームスは前モデルから何が変わりましたか?

5年ぶりのフルモデルチェンジで、上位機ゆずりのAIRDRIVE DESIGNを採用した点が最大の変更です。エアドライブローターにより初期回転が軽くなり、この価格帯の巻き出しの質が一段上がりました。デザインもシルバー基調からブラック基調へ一新されています。

末尾のPとXHはどちらを選べばよいですか?

Pはパワーギアでハンドル1回転あたりの巻き取りが短く、軽量リグを一定速度でゆっくり見せる釣りに向きます。XHはエクストラハイギアで巻き取りが速く、手返しよく広範囲を探る釣り向きです。LT2000Sでは巻取63cm対81cmと差が出ます。

レガリスやレブロスとの違いは何ですか?

いずれもダイワの入門帯ですが、序列としてはレブロスが最安帯、レガリスがその上、フリームスが入門上位にあたります。フリームスは26年のモデルチェンジでAIRDRIVE DESIGNを得ており、価格差は数千円程度なので予算が許すならフリームスが長く使いやすい選択です。

カルディアとどちらを選ぶべきですか?

上位はカルディアで、実売は2万円前後とフリームスより数千円高い位置づけです。釣行頻度が高い、海水で酷使する、より上の巻き心地を求めるといった条件ならカルディア、価格とのバランスを取るならフリームスが妥当な線引きになります。

初めての1台にはどの番手が向いていますか?

汎用性を重視するならLT2500がおすすめです。最大ドラグ10kg・ギア比5.3のノーマルギアで、堤防のエサ釣りからルアーまで幅広く使えます。アジングやメバリング中心ならLT2000S系、シーバスも視野に入れるならLT3000-CXHが目安です。

フリームスの歴代モデルはどう変わってきましたか?

2011年のZAIONボディ、2015年のマグシールドとATD、2018年のLTコンセプト、2021年のZAION V、2026年のエアドライブという流れです。番手表記がLT2500のような形になったのは18フリームスからで、それ以前は2500のような表記でした。

21フリームスの在庫品と26フリームスはどちらを買うべきですか?

ギアとドラグの基本構成は共通なので、価格差が大きければ21でも釣りの範囲は変わりません。差が出るのは巻き出しの軽さとドラグの初動で、ロッドを動かし続けるルアーの釣りが中心なら26を選ぶ価値があります。

フリームスとはどんなリールですか?

ダイワの汎用スピニングで、レガリスの上、カルディアの下にある入門上位のシリーズです。1万円台で上位機ゆずりの軽量化を受け取れる位置づけで、最初の1台から番手違いの2台目まで選ばれています。

フリームスの重さはどのくらいですか?

26モデルはLT1000S-PとLT2000S系が175g、LT2500S-XHが190g、LT2500が195g、LT3000-CXHが200gです。21モデルの大型番手LT5000-CXHは255gで、番手が上がるほど重くなります。

フリームスの価格帯はどのくらいですか?

ダイワの汎用スピニングではレガリスより上、カルディアより下の1万円台が中心です。大型番手ほど高く、21モデルは在庫処分で下がることがあります。最新の実売は商品ページの価格表示で確かめてください。

エギングに向く番手はどれですか?

LT2500S-XHが定番です。浅溝で細いPEを無駄なく巻け、ギア比6.2・巻取87cmでシャクリのあとの糸ふけを素早く回収できます。自重190gなので一日シャクり続ける釣りでも負担が少ない番手です。

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