ステラとは

ステラは、シマノのスピニングリールの頂点として1992年から続くフラッグシップです。下にヴァンキッシュとツインパワーが並び、その差は序列ページで整理しています。10世代を通じて、巻き出しの軽さと巻き続けたときの滑らかさを基準に据えてきたシリーズです。

設計の考え方は、価格の制約を後回しにして各部の精度を上げるところにあります。ギアの歯当たり、防水、ローターの釣り合いを同時に詰めるため、自重だけ、剛性だけを見れば下位帯に並ばれる番手もあります。それでも一日巻き続けたあとの疲れ方や、数年使ったときの劣化の少なさで違いが出る、という組み立て方です。

向くのは、同じ道具を長く使い、手入れをして手放さないタイプの釣り人です。反対に、年に数回の釣行で使う場合や、複数のタックルへ予算を分けたい場合は、下位帯でも実用上の不足が出にくく、金額に見合う差を感じにくいことがあります。堤防に直接置いたり砂を噛ませたりする使い方が多い人も、価格を考えると別の選択肢が現実的です。

ステラの歴代モデル(世代比較)

ステラは1992年の初代から10世代を重ねたシマノの最上位機で、シマノ公式の歴代アーカイブでも2022年の22ステラが最新です。本流を新品で選ぶなら22ステラ、大型番手なら25ステラSWが基準になります。旧世代は流通在庫や中古が中心で、整備費を見込める場合の選択肢です。

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年式モデル主な変更点状態
202525ステラSW(派生)大型番手の派生。XXタフドラグとSW専用のインフィニティループを採用した現行世代。現行
202222ステラ3つのインフィニティ機構とデュラクロス、アンチツイストフィンを搭載した10代目。現行
201919ステラSW(派生)SWの前世代。2020年に番手を追加したため19/20と併記されることがあります。旧モデル(流通在庫)
201818ステラマイクロモジュールギアIIとサイレントドライブ、Xプロテクトを搭載した9代目。生産終了
201414ステラマイクロモジュールギアを初搭載。Gフリーボディとコアプロテクトを備えた8代目。生産終了
201010ステラX-SHIPを初搭載し、DLCラインローラーを採用した7代目。生産終了
200707ステラAR-Cスプールと冷間鍛造ギアを初採用した6代目。生産終了
200404ステラSR-3DギアとSRワンピースベールを採用した5代目。生産終了
200101ステラFW・AR・SWの3系統に分化し、ボディにマグネシウムを初採用した4代目。生産終了
199898ステラスーパーSHIPと3D曲面ローター、薄型ボディを採用した3代目。生産終了
199595ステラSHIPとスーパーストッパーIIを採用した2代目。生産終了
199292ステラ初代。SBLを初搭載し、金属ボディと金属ローターで登場しました。生産終了

「26ステラSW」は新世代ではなく25ステラSWへの追加番手です。SWは本流とは別系統の派生ラインとして扱っています。

ステラの新型・モデルチェンジ情報

本流の現行は2022年発売の22ステラで、初代から数えて10代目にあたります。18ステラからの主な変更は、インフィニティループ・インフィニティドライブ・インフィニティクロスという3つの機構と、耐久性を上げたデュラクロス、ラインのヨレを抑えるアンチツイストフィンの搭載です。

大型番手は2025年の25ステラSWが現行です。2026年に出た26ステラSWは新世代ではなく、25ステラSWへ4000・5000・6000番を足した追加番手で、現行の設計をそのまま小型側へ落とし込んだものです。当サイトには26SWの6000HGと、25SWの8000HG・14000XGが登録されています。

本流ステラの11代目については、2026年9月時点で公式発表が出ていません。

スペック比較表11モデル

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モデル実売目安ギア比実用ドラグ力(kg)最大ドラグ力(kg)最大巻上長(cm/ハンドル1回転)糸巻量フロロ(lb-m)フロロ(号-m)/最大ドラグ力(Kg)自重(g)スプール 径/ストローク(mm)糸巻量 ナイロン(号-m)糸巻量 PE(号-m)最大ドラグ力(Kg)径/ストローク(mm)PE(号-m)(径/ストローク)(mm)PE糸巻量(号-m)
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 ステラ 1000SSPG ステラ71,566円〜4.42355ナイロン(lb-m) 2-115、2.5-100、3-702-90、2.5-80、3-65-----------
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 ステラ C2000S ステラ73,034円〜5.12369ナイロン(lb-m) 3-125、4-100、5-753-110、4-85、5-65-----------
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 ステラ C2000SHG ステラ72,976円〜62381ナイロン(lb-m) 3-125、4-100、5-753-110、4-85、5-65-----------
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 ステラ 2500SHG ステラ71,918円〜5.82.5486ナイロン(lb-m) 5-110、6-95、8-704-130、5-100、6-80-----------
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 ステラ C2500SXG ステラ72,959円〜6.32387ナイロン(lb-m) 5-110、6-95、8-704-130、5-100、6-80-----------
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 ステラ 3000MHG ステラ73,625円〜5.76984ナイロン(lb-m) 8-130、10-110、12-858-110、10-90、12-80-----------
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 ステラ 4000XG ステラ77,117円〜6.2711101ナイロン(号-m) 3.5-170、4-150、5-125-3-190、4-145、5-115----------
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 26ステラ SW 6000HG112,502円〜5.7------13.044058/194-240、5-190、6-1602-440、3-300、4-210-----
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 25ステラ SW 8000HG119,449円〜5.6--107----630---2561/223-410、4-300、5-250--
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 25ステラ SW 14000XG122,443円〜6.2-25.0-ナイロン(号-m) 10-195、12-155、14-140---685----68.6/225-360、6-300、8-220--
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ステラ SW 8000HG ショア/オフショア兼用 ジギング キャスティング120,000円〜5.618.0/最大ドラグ力(kg):25.0------625------61/223-410、4-300、5-250

釣り方別のおすすめ番手

1000〜4000番の通常モデルと、6000番以上のSWでは想定する魚が別物です。下の表は番手の一般則と、当サイトに登録のある11モデルの実スペックから組んだ目安になります。

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釣り方番手の目安理由
アジング・メバリング1000SSPG / C2000S自重165〜170g。1000SSPGはギア比4.4でゆっくり見せる釣り、C2000Sは汎用寄りです。
手返し重視のライトゲームC2000SHGC2000Sと同じ自重170gでギア比6.0。1回転81cmで糸ふけの処理が速くなります。
エギング2500SHG / C2500SXGPE0.6号クラスの浅溝。シャクリで出た糸ふけを一度で回収できる巻取り量です。
シーバス3000MHG最大ドラグ9kg・1回転84cm。流れの中でミノーを引き切る港湾や河川の定番です。
サーフ・ライトショアジギング4000XG自重260g・最大ドラグ11kg・1回転101cm。遠投とジグの回収を両立します。
ショアの青物・ライトなオフショアSW 6000HG自重440g・最大ドラグ13kg・PE2号440m。SWでは軽い側にあたる番手です。
オフショアジギング・キャスティングSW 8000HG / SW 14000XG最大ドラグはどちらも25kg。8000はPE3号410m、14000はPE5号360mが基準です。

末尾の記号は、Cが小型ボディに大径スプール、Sが浅溝、PGが低速、HG・XGが高速の意味です。狙う魚とライン号数で微調整してください。

ステラの選び方

まず通常のステラかステラSWかを決めます。通常モデルは自重165〜260gと軽く、1000SSPG(自重165g・PE0.3号140m)からライトゲーム、4000XG(自重260g・PE1号490m)までを受け持ちます。ステラSWは6000HGで自重440g・最大ドラグ13kg、8000HGで自重630g・最大ドラグ25kgと桁が違い、青物のキャスティングやジギング専用です。狙う魚が決まれば系統は自ずと決まります。

通常ステラの番手は、アジングやメバリングなら1000SSPG(ギア比4.4・1回転55cm)やC2000系、エギングや汎用なら2500SHG(自重205g・PE0.6号200m)、シーバスや小型青物なら3000MHG(最大ドラグ9kg)、サーフやライトショアジギングなら4000XG(最大ドラグ11kg・1回転101cm)が目安です。末尾のCはコンパクトボディ、Sは浅溝、HG/XGはハイギア、PGはパワーギアを表します。

ギア比で釣り方に寄せます。同じC2000でもC2000S(ギア比5.1・1回転69cm)は丁寧に巻く釣り、C2000SHG(ギア比6・1回転81cm)は手返し重視。ステラは全番手でベアリング12/1と共通なので、選ぶ軸は自重・糸巻量・ギア比の3つに集約されます。

各モデルの詳細と価格

グレードを変えるなら

シマノのスピニングリール序列でステラの位置づけを確認する

よくある質問

ステラとヴァンキッシュ・ツインパワーはどう違いますか?

シマノのスピニングはステラが最上位で、その下にヴァンキッシュとツインパワーが並びます。ヴァンキッシュは軽さに振った性格、ツインパワーは剛性寄り。ステラは巻きの滑らかさ・剛性・耐久を最も高い水準でまとめた位置づけです。

通常のステラとステラSWはどちらを選べばよいですか?

狙う魚で決まります。通常モデルは自重165〜260gで1000〜4000番、ライトゲームからサーフまで。ステラSWは6000HGで自重440g・最大ドラグ13kg、8000HGで630g・25kgと別物で、青物のキャスティングやジギング専用です。

ライトゲームに使うならどの番手ですか?

1000SSPG(自重165g・ギア比4.4・PE0.3号140m)が最も軽量で、アジングやメバリングの繊細な釣りに向きます。もう少し汎用性が欲しければC2000S(自重170g・PE0.6号150m)が扱いやすい選択です。

シーバスやサーフにはどの番手が合いますか?

シーバスなら3000MHG(自重235g・最大ドラグ9kg・PE1号190m)、サーフやライトショアジギングなら4000XG(自重260g・最大ドラグ11kg・PE1号490m・1回転101cm)が目安です。

番手末尾の記号はどう読めばよいですか?

Cはコンパクトボディ(小さいボディに大きいスプール)、Sは浅溝スプール、HGはハイギア、XGはエクストラハイギア、PGはパワーギアです。C2500SXGならコンパクトボディの2500番・浅溝・エクストラハイギアを意味します。

ステラの歴代モデルの違いは?

1992年の初代から10世代あり、現行は2022年の22ステラです。2007年にAR-Cスプール、2010年にX-SHIP、2014年にマイクロモジュールギア、2022年に3つのインフィニティ機構と、飛距離と巻き心地に関わる機構が世代ごとに更新されてきました。

18ステラの中古と22ステラはどちらを選ぶべきですか?

常用するなら22ステラです。インフィニティ系の3機構が入った世代で、部品の入手もしやすい状態にあります。18ステラは整備費を見込める人が、欲しい番手だけを抑えて手に入れたい場合の選択肢になります。

ステラとはどんなリールですか?

シマノのスピニングリールの最上位で、1992年から10世代続くフラッグシップです。巻きの滑らかさと各部の精度に予算を振った位置づけで、下にヴァンキッシュとツインパワーが並びます。

ステラの重さはどのくらいですか?

通常モデルは1000SSPGの165gから4000XGの260gまでです。SWは別物で、6000HGが440g、8000HGが630g、14000XGが685gと、合わせるロッドの選び方から変わります。

糸巻き量はどこを見て選べばよいですか?

スペックのPEまたはナイロンの号数と長さを見ます。たとえば4000XGはナイロン4号150m、SW8000HGはPE3号410mが基準です。使う号数で必要な長さが入るかを先に確かめましょう。

ステラの価格帯はどのくらいですか?

シマノのスピニングでは最も高い帯にあたり、番手が上がるほど上がります。SWはさらに上の帯です。実売は時期と番手で動くので、価格は各商品ページの表示をご覧ください。

アジングにステラを使うのは大げさですか?

1000SSPGやC2000Sはライトゲームのために用意された番手なので、用途としては噛み合っています。あとは予算の問題で、同じ軽さならヴァンキッシュ、剛性ならツインパワーという選び方もあります。

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