イグジストとは

イグジストは、2005年に登場したダイワのスピニングリールの最上位機です。エアリティと同じSクラスに置かれ、その下にセルテートやルビアスが続きます。細かな並びは序列ページにまとめてあります。

設計の軸は、軽くすることと、軽くしても歪ませないことの両立にあります。22イグジストではマグネシウム製のモノコックボディで剛性を確保しつつ、ローターやベールを軽量化するAIRDRIVE DESIGNを組み合わせ、LT2500S系で自重160gに収めました。持ったときの軽さというより、巻き出しから止めるまでの動きの軽さを狙った作りです。

向くのは、キャストとリトリーブの回数が多い釣りを長時間続ける人です。手元の重さが感度と疲労に直結するライトゲームやトラウト、エギングで差が出ます。一方、磯や沖で大物と力勝負をする使い方なら、より剛性側に振ったシリーズのほうが安心できます。年に数回の釣行であれば、下位グレードでも不足は出にくい価格帯です。

イグジストの歴代モデル(世代比較)

イグジストは2005年の初代から、金属ボディ、ZAION、LTコンセプト、モノコック+AIRDRIVE DESIGNという順で更新されてきたダイワの最上位機です。5代目にあたる22イグジストが現行で、繊細な釣り向けには23イグジストSFが加わりました。旧世代は中古主体のため、常用するなら現行世代が無難です。

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年式モデル主な変更点状態
202323イグジストSF(派生)ボディを約20%コンパクト化した繊細番手の派生。最大ドラグ3kg、自重135〜140g。現行
202222イグジストマグネシウム製モノコックボディにAIRDRIVE DESIGNを採用。ローターとベールを軽量化。現行
201818イグジストLTコンセプトを初採用して小型化。ZAIONからマグネシウムの金属ボディへ回帰。生産終了
201515イグジストZAION製のボディとローターを継続して採用した世代。生産終了
201212イグジストボディに新素材ZAIONを採用して軽量化。エアローターとMAGSEALEDを搭載。生産終了
200505イグジスト初代。歴代で唯一の金属ボディ+金属ローターで、大口径ドライブギアを採用。生産終了

SF(スーパーフィネス)とPC(パワーカスタム)は番手の派生です。SFは2023年に加わったコンパクトボディ、PCは大きめのボディに小径スプールを組む仕様です。

イグジストの新型・モデルチェンジ情報

現行は2022年発売の22イグジストで、初代から数えて5代目です。18イグジストからの主な変更は、マグネシウム製モノコックボディの採用と、ローター・ベール・ラインローラーを見直したAIRDRIVE DESIGNで、回転の始まりと止まりを軽くする方向に振られました。

2023年には繊細な釣り向けの派生として23イグジストSFが加わりました。ボディを一段小さくし、最大ドラグ3kg・自重135〜140gに収めた別枠で、22の後継ではありません。当サイトにはSFのSF2000SS-Pと、22のLT2000S-HからLT5000-CXHまでを登録しています。

6代目イグジストの予定は、2026年9月時点では公式に告知されていません。

スペック比較表8モデル

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モデル実売目安ギア比巻取り長さ(cm)ドラグ力 (kg)自重(g)ベアリング数標準糸巻量PE(号-m)巻取り長さ(cm/ハンドル1回転)最大ドラグ力(kg)スプール径(mm)標準巻糸量
ダイワ(DAIWA) スピニングリール/スーパーフィネス 22EXIST SF2000SS-P83,717円〜4.6603135110.3-200----
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 22 イグジスト LT2000S-H(2022モデル)75,580円〜5.8--155--76542ナイロン(lb-m) 3-150
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 22 イグジスト LT2500S(2022モデル)86,793円〜5.1--160--72545ナイロン(lb-m) 4-150
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 22 イグジスト LT2500S-H(2022モデル)88,293円〜5.8--160--82545ナイロン(lb-m) 4-150
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 22 イグジスト LT2500S-XH(2022モデル)71,654円〜6.2--160--87545ナイロン(lb-m) 4-150
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 22 イグジスト PC LT3000-XH(2022モデル)108,310円〜6.2--190--931048ナイロン(lb-m) 8-150
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 22 イグジスト LT4000-XH(2022モデル)86,343円〜6.2--205--991051ナイロン(lb-m) 12-150
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 22 イグジスト LT5000-CXH(2022モデル)95,500円〜6.2--220--1051054ナイロン(lb-m) 20-150

釣り方別のおすすめ番手

22イグジストと23イグジストSFの登録8モデルについて、番手の一般則と掲載スペックから整理した目安です。末尾のSは浅溝、HとXHは巻取りの速い仕様、PCはハンドルを強化した仕様を指します。

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釣り方番手の目安理由
エリアトラウト・繊細なライトゲームSF2000SS-P自重135g・ギア比4.6で1回転60cm。軽いルアーを低速で見せる専用設計です。
アジング・メバリングLT2000S-H自重155g・PE0.4号200m。細糸を張ったまま探る釣りに合う軽量番手です。
低速で見せたい釣りLT2500Sギア比5.1で1回転72cm。遅い速度を一定に保ちたい場面に向く番手です。
エギングLT2500S-H / LT2500S-XHどちらも自重160gで1回転82〜87cm。シャクリ後の糸ふけを手早く巻き取れます。
シーバスLT4000-XH最大ドラグ10kg・自重205g・1回転99cm。流れの中で寄せ切る余裕があります。
サーフ・ライトショアジギングLT5000-CXH自重220g・1回転105cm。遠投したルアーの回収距離を稼げる番手です。
高負荷の巻き上げPC LT3000-XHハンドルとノブを強化した仕様。最大ドラグ10kgで力を入れやすい構成です。

SFは22のLTとは別系統の設計なので、番手表記が似ていても同じ枠では比べられません。

イグジストの選び方

まず番手を決めます。LT2000S-H(自重155g・PE0.4号200m・最大ドラグ5kg)はアジングやメバリングなどライトゲーム向け、LT2500S系(自重160g・PE0.6号200m)がエギングや汎用の中核、LT4000-XH(自重205g・最大ドラグ10kg・PE1.5号200m)はシーバスやサーフ、LT5000-CXH(自重220g・PE2号300m)はショアの青物まで見据える番手です。

ギア比で釣り方に寄せます。同じLT2500Sでも、ノーマル(ギア比5.1・1回転72cm)は丁寧に巻く釣り、H(ギア比5.8・1回転82cm)は汎用、XH(ギア比6.2・1回転87cm)は手返し重視。末尾のCはコンパクトボディ、Sは浅溝、PCはパワーカスタム(ハンドルとノブを強化した仕様)を表します。

SF(スーパーフィネス)モデルは別枠です。22EXIST SF2000SS-Pは自重135g・ギア比4.6(1回転60cm)・PE0.3号200mと、通常のLTより一段軽く低速に振った専用機で、エリアトラウトや繊細なライトゲームに向きます。

各モデルの詳細と価格

グレードを変えるなら

ダイワ スピニングリールのランク一覧でイグジストの位置を見る

よくある質問

イグジストはダイワのどの位置づけですか?

スピニングの最上位にあたるフラッグシップです。エアリティと並ぶSクラスで、その下にセルテート・ルビアス、さらにカルディア・レグザと続きます。軽さと剛性を高い水準で両立した位置づけです。

イグジストとエアリティはどう違いますか?

どちらもSクラスで、イグジストが総合力のフラッグシップ、エアリティは軽さと巻き感度に一層振ったシリーズです。同じLT2500SでイグジストF160g前後に対しエアリティは150g前後と、エアリティのほうが軽く仕上がっています。

ライトゲームにはどの番手が合いますか?

LT2000S-H(自重155g・PE0.4号200m・ギア比5.8)が基準です。さらに繊細さを求めるならSF2000SS-P(自重135g・ギア比4.6)というスーパーフィネス専用機もあります。

シーバスやサーフにはどの番手ですか?

LT4000-XH(自重205g・最大ドラグ10kg・PE1.5号200m・1回転99cm)が目安です。ショアの青物まで見据えるならLT5000-CXH(自重220g・PE2号300m・1回転105cm)へ上げます。

PCが付く番手は何が違いますか?

PCはパワーカスタムを表し、ハンドルとノブを強化した仕様です。PC LT3000-XHは自重190g・最大ドラグ10kgで、同じ番手でも巻き上げ時に力を入れやすい構成になっています。

イグジストの歴代モデルの違いは?

2005年の初代から12、15、18、22と重ね、5代目の22イグジストが現行です。12でZAIONボディ、18でLTコンセプトによる小型化、22でマグネシウム製モノコックボディとAIRDRIVE DESIGNと、軽さと剛性の両立の仕方が世代ごとに変わってきました。

18イグジストの中古と22イグジストはどちらを選ぶべきですか?

常用するなら22イグジストです。モノコックボディとAIRDRIVE DESIGNが入った現行世代で、部品も手配しやすい状態にあります。18イグジストは中古が主体なので、状態と整備費を確認できる人向けの選択肢です。

イグジストとはどんなリールですか?

ダイワのスピニングリールの最上位機で、2005年から続くフラッグシップです。エアリティと同じSクラスに置かれ、軽さと剛性を同時に詰める設計が持ち味になっています。

イグジストの重さはどのくらいですか?

登録モデルではSF2000SS-Pが135g、LT2000S-Hが155g、LT2500S系が160g、PC LT3000-XHが190g、LT4000-XHが205g、LT5000-CXHが220gです。

糸巻き量の表記はどう読めばよいですか?

ダイワのLT機はスプールに号数と長さが刻まれています。LT2500Sは浅溝でPE0.6号200m、LT4000-XHはPE1.5号200mが基準です。号数が同じなら長さで、長さが同じなら号数で番手を比べます。

イグジストの価格帯はどのくらいですか?

ダイワのスピニングでは最上位の帯で、番手やPCなどの仕様によって幅があります。SFも同じ帯に入ります。価格は時期によって上下するため、実売は各商品ページでご確認ください。

エギングにはどの番手を選べばよいですか?

LT2500S-HかLT2500S-XHが目安です。どちらも自重160gで、1回転あたり82cmと87cm。シャクったあとに出る糸ふけをまとめて回収できる巻取り量があります。

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