メタニウムとは

メタニウムは、シマノのバス用ベイトリールで中核を担ってきたロープロファイル機です。当サイトの序列ページでは無印が上位、メタニウムDCがその上のハイエンドに置かれ、頂点のアンタレスよりひとつ下の段で軽さを売りにしています。

公式はこのシリーズを「テクニカルバーサタイルリール」と呼び、巻き物からピッチング、ライトリグまでを1台で受け持つ前提で作っています。20メタニウムではマグネシウム製のコアソリッドボディを採用し、スプールをMGLスプールIIIに替えて回転の立ち上がりを軽くしました。自重175gは前作の16メタニウムMGLと同じで、軽さを保ったまま剛性を上げた世代です。

向くのは、1日の中でルアーを何度も持ち替える人、ボートやおかっぱりで手数を多く打ちたい人、ブレーキの効きを自分で詰めていきたい人です。反対に、ビッグベイトを投げる釣りや20lbクラスの太い糸をたっぷり巻きたい使い方なら、スプールの大きいDC MD系や丸型のほうが余裕を持てます。

メタニウムの歴代モデル(世代比較)

メタニウムは1992年の初代から、軽さと扱いやすさを軸に更新されてきたシリーズです。本流の現行は20メタニウムで、2023年には同じ本体に深溝スプールを載せた23メタニウムが加わりました。DC系は2024年の24メタニウムDCが現行です。

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年式モデル主な変更点状態
202424メタニウムDC(派生)20メタニウムを土台に、DC機で初めてコアソリッドボディを採用。NEW I-DC5は外部ダイヤルで15段階に調整。現行
202323メタニウム(100番の追加機種)本体は20メタニウムと共通で、スプールを14lb-100m巻ける深溝に変えた追加機種。現行
202020メタニウムマグネシウムのコアソリッドボディとMGLスプールIIIを採用。スプール幅を22mmから19mmへ。現行
201616メタニウムMGLスプール側面を肉抜きしたMGLスプールで低慣性化した世代。自重175g。生産終了
201515メタニウムDC(派生)13メタニウムを土台にI-DC5を積んだDC機。X-SHIPとマイクロモジュールギアを採用。生産終了
201313メタニウム外部ダイヤル式のSVS∞、X-SHIP、マイクロモジュールギアを採用。自重170g。生産終了
200808メタニウムMg DC(派生)シリーズで初めてDCブレーキを搭載した派生。生産終了
200707メタニウムMg・Mg7自重170gに抑えた軽量世代。Mg7との2機種で展開。生産終了
200505メタニウムXT(派生)軽さより剛性と耐久性に寄せた派生。自重230g。生産終了
2000メタニウムMgシリーズで初めてマグネシウムボディを採用した世代。自重190g。生産終了
1992初代メタニウムシリーズの起点となった初代。自重225g・ギア比6.2。生産終了

2022年には浅溝スプールを標準にした22メタニウム シャローエディションも出ていますが、現在の販売状況を確かめられないため表から外しています。

メタニウムの新型・モデルチェンジ情報

本流の現行は2020年発売の20メタニウムです。16メタニウムMGLからの主な変化は、マグネシウム製のコアソリッドボディ、約15%の低慣性化をうたうMGLスプールIII、幅を22mmから19mmへ詰めたスプールの3点です。2023年の23メタニウムは新世代ではなく、この本体に深溝スプールを合わせた追加機種にあたります。

DC系は2024年に24メタニウムDCへ切り替わりました。15メタニウムDCから9年ぶりの更新で、ブレーキは外部ダイヤルだけでモードと強さを変えられるNEW I-DC5になり、ギア比は6.2・7.1・8.1の3種類です。登録の70HGは自重175g、70XGは180gです。

20メタニウムの次の本流世代は、2026年9月時点で公式に予告されていません。

スペック比較表7モデル

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モデル実売目安ギア比最大ドラグ力(kg)最大巻上長(cm/ハンドル1回転)ハンドル長さ(mm)自重(g)径/幅(mm)スプール寸法(径/幅)(mm)ナイロン糸巻量(lb-m)糸巻量ナイロン(lb-m)
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 23 メタニウム 101XG (左ハンドル) ルアーキャスティング34,127円〜8.15864517534/19---
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 20 メタニウム XG RIGHT バーサタイル31,479円〜8.15.0--175-34/1912-100、14-90、16-80、20-65-
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 20 メタニウム XG LEFT バーサタイル33,700円〜8.15.0--175-34/1912-100、14-90、16-80、20-65-
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 20 メタニウム RIGHT バーサタイル33,115円〜6.25.0--175-34/1912-100、14-90、16-80、20-65-
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 24 メタニウム DC 70HG(右)47,263円〜7.15.0--175.034/19--12-100、14-90、16-80、20-65
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 24 メタニウム DC 70XG(右)49,443円〜8.15.0--180.034/19--12-100、14-90、16-80、20-65
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 24 メタニウム DC 71HG(左)48,445円〜7.15.0--175.034/19--12-100、14-90、16-80、20-65

釣り方別のおすすめ番手

登録7モデルのギア比・糸巻量・ブレーキ方式から組んだ目安です。無印はギア比6.2、HGは7.1、XGは8.1で、DCは電子制御ブレーキの派生を指します。

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釣り方番手の目安理由
巻き物(クランク・スピナーベイト)20メタニウム(ギア比6.2)巻取りを抑えたノーマルギア。巻き抵抗の大きいルアーを一定の速さで引けます。
撃ち物・カバー攻め20メタニウム XGギア比8.1。カバーから抜いた仕掛けを素早く回収し、次の一投へ移れます。
ワームとプラグの持ち替え24メタニウムDC 70HG / 71HGギア比7.1の中間設定。DCが投げ方の差を補い、ルアーの重さが変わっても扱いやすい番手です。
太めの糸を巻きたい釣り23メタニウム 101XG14lb-100mの深溝スプール。16lbも85m巻け、障害物の多い場所で糸に余裕を持てます。
向かい風・遠投の巻き24メタニウムDC 70XGギア比8.1のDC機。風でスプールの回転が乱れやすい日でもトラブルを抑えやすい構成です。
DCなしで軽さを使いたい人20メタニウム序列では上位の段で3万円台前半。遠心ブレーキで軽さと調整の自由度を取れます。

型番の100と70は右ハンドル、101と71は左ハンドルです。20メタニウムはRIGHT/LEFTの表記で区別します。

メタニウムの選び方

メタニウムは、ブレーキの方式で無印とDCを選び分けるところから始めます。無印の20・23メタニウムは遠心ブレーキのSVS∞で、ダイヤルの調整と指のサミングで飛びを作る方式です。24メタニウムDCはNEW I-DC5が回転を制御するため、慣れないルアーや風のある日でもバックラッシュを抑えやすくなります。

次に糸巻量です。20メタニウムは12lb-100m、23メタニウムは14lb-100mが基準で、本体は共通です。フロロの12lb前後を中心にするなら20、14〜16lbを多用するなら23が噛み合います。24メタニウムDCのスプールは20と同じ34mm径・19mm幅で、糸巻量の表記も20と揃っています。

最後にギア比を決めます。無印・HG・XGはそれぞれ6.2・7.1・8.1で、巻き物中心なら6.2、ワームとプラグを混ぜるなら7.1、撃ちや回収の速さを優先するなら8.1が出発点です。自重は20・23が175g、24DCが175〜180gで、系統を変えても手元の重さはほとんど変わりません。

各モデルの詳細と価格

グレードを変えるなら

メタニウムと上下のグレードをシマノ ベイトリールの序列で見比べる

よくある質問

メタニウムとはどんなリールですか?

シマノのバス用ロープロファイル・ベイトリールで、1992年から続くシリーズです。公式は「テクニカルバーサタイルリール」と位置づけ、巻き物から撃ち、ライトリグまでを1台で受け持つ設計です。

メタニウムの歴代モデルを教えてください

本流は1992年の初代から2000年のMg、2007年のMg・Mg7、2013年、2016年のMGL、2020年と更新されてきました。DC系は2008年のMg DCに始まり、2015年の15DC、2024年の24DCが続いています。

20メタニウムと23メタニウムの違いは何ですか?

本体は共通で、スプールの深さだけが違います。20は12lb-100m、23は14lb-100mが基準で、23のギア比は7.1と8.1の2種類です。細めの糸で軽快に使うなら20、太めの糸を多く巻きたいなら23が目安です。

20メタニウムと24メタニウムDCはどちらを選ぶべきですか?

ブレーキを自分で詰めたいなら20、制御を機械に任せたいなら24DCです。24DCは20を土台にNEW I-DC5を積んだ派生で、序列では一段上のハイエンドにあたります。価格は20が3万円台前半、24DCが4万円台後半の帯です。

24メタニウムDCのブレーキはどう調整しますか?

NEW I-DC5はモード3種類と強さ5段階の組み合わせで、15通りの設定があります。どちらも外部ダイヤルで変えられるため、サイドプレートを開けずに釣り場で調整できます。

アンタレスとメタニウムの違いは何ですか?

アンタレスはシマノのロープロファイル機の頂点で、飛距離とブレーキ性能を優先したシリーズです。メタニウムはその一段下で、自重175g前後の軽さと手数の多い釣りでの扱いやすさを重視しています。

メタニウムの重さはどのくらいですか?

登録モデルでは20メタニウムと23メタニウムが175g、24メタニウムDCが70HG・71HGで175g、70XGで180gです。DCの電子回路を載せても、無印とほぼ同じ重さに収まっています。

メタニウムの価格帯はどのくらいですか?

当サイトの序列では無印が上位の段で3万円台前半、DCがハイエンドの段で4万円台後半の帯です。旧世代は流通在庫の状況で上下するため、実際の価格は各商品ページで確かめてください。

シャローエディションとは何ですか?

2022年に出た派生で、夢屋のシャロースプールと同じ仕様の浅溝スプールを標準で付けたモデルです。8lbを100m巻く設定で、軽いルアーを投げやすくしています。当サイトには登録がありません。

メタニウムはベイトフィネスにも使えますか?

20メタニウムはライトリグまで想定したバーサタイル機ですが、数gのルアーを専門に投げるなら、浅溝スプールのシャローエディションやベイトフィネス専用機のほうが扱いやすくなります。

SLXやスコーピオンからの買い替え先になりますか?

なります。序列ではSLXとスコーピオンの上にメタニウムがあり、同じシマノのロープロファイル機として操作の感覚を引き継げます。軽さとブレーキの自由度を上げたいなら20、DCを試したいなら24DCが次の候補です。

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